紫外線量が最も増える夏至と1日の時間帯を意識した紫外線対策
日焼け止めと紫外線対策グッズを駆使して紫外線を防ぐ
太陽から放射されて地上に達する紫外線量は、太陽高度や上空のオゾン量、雲やエーロゾル(大気中の浮遊微粒子)などの影響を受けて変化します。
なかでも太陽高度は特に大きく影響し、太陽高度が高いほど紫外線量は一般に多くなります。そのため、オゾン量や雲など、他の条件が同じなら、紫外線量は1日の中では午前10時〜午後2時が最も多く、この4時間で1日に降り注ぐ紫外線の約50%以上となります。
また1年の中では夏至(6月21日)前後が最大となり、紫外線量と全天日射量がこのように異なる変化を示すのは、日射全体の中で、紫外線は地上に達するまでに通過する大気の距離が長いときほど、オゾンによる吸収や空気分子による散乱などで大きく減衰するからです。
以上の事から、紫外線量が多い日中のお出かけの場合は、正午前後(午前10時〜午後2時)には特に紫外線対策(日焼け止め、日傘、帽子、アームカバー、サングラス等)を行いましょう。肌の敏感な小さいお子様や赤ちゃんにもしっかりと対策(日焼け止め、帽子)をしてあげてください。
また季節は、真夏の7、8月だけでなく、5月には紫外線量はすでに大きく増えています。ゴールデンウィークの頃には肌寒い時でも紫外線はしっかりと降り注いでいます。
美しい素肌を守るために早め早めの対策をお勧めいたします。
参考:気象庁HP