敏感肌の症状と原因を把握して、改善法やスキンケア選びを取り入れよう♪
「普段の化粧品で肌がかぶれる」「肌荒れを繰り返したり大人ニキビになりやすい」このようなことで悩んでいませんか?
納得の無添加化粧品を作り続ける 「無添加工房 OKADA」のコラム「無添加コスメまめ知識」では「敏感肌の主な症状と3つの原因」そして具体的な対策方法をわかりやすく解説しています。
また、化粧品選びのポイント、肌タイプ別のスキンケアもご案内しています。
できるとこころから取り組んで、敏感肌の辛い症状とさよならして、健康的な肌を目指しましょう♪
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
敏感肌とは?その意味と症状をチェック!
敏感肌とは、どのような肌なのでしょうか?実は医学的な定義はありません。
外的刺激や生活習慣によって肌荒れ・肌の赤み・触るとヒリヒリするなどの症状が起きやすい、肌がデリケートな状態のことを指します。
医学的な定義が無いので、症状で判断するしかないのが現状です。
敏感肌には次のように9つの症状がありますので、次の項目をチェックリストとして使ってみてください。
どれだけの項目にチェックが入りましたか?
各症状について、より詳しくは敏感肌の代表的な4つの症状に掲載していますので、チェックしてみてください。
これらのいずれかの症状に当てはまる場合、敏感肌の可能性が高いと言えます。
ターンオーバーが正常に働き、バリア機能で外部からの刺激からの防御や保湿されている健やかな肌が、様々な原因によってその機能を損い、これらの症状が少しずつ出始め、やがて敏感肌になります。
ですので、これらの症状はいわば、肌からの危険サインなのです。
このサインを見逃すと症状が常態化し、やがて皮膚科の受診を検討する状態になることがあります。
具体的には、次のような状態です。
このような状態は皮膚病の可能性がありますので、近くの皮膚科を探して、受診することを検討してみてください。
・・・さて、敏感肌の症状を見てきましが、あなたはどうでしたでしょうか?
「どうやら私は敏感肌のようだ…」と気落ちしてしまった方もいると思います。
ですが、正しい知識を身に付けて、敏感肌改善のため適切なケアをすれば改善の可能性は十分にあります!
問題の解決は、まずは原因の分析から。
ここからは、敏感肌の原因を考えていきましょう。
改善の前に知っておきたい敏感肌の3大原因!
なぜ敏感肌になってしまうのか?というと、その原因は主に3つあります。
敏感肌を改善するためには、原因をきちんと理解した上で、その原因に適した解決方法に取り組むことが大切です。
ですので、まずは敏感肌の原因について、具体的にご案内しますね。
【敏感肌の原因①】間違ったスキンケアやメイクをしている
敏感肌の原因の1目は、間違ったスキンケアやメイクをしていることです。
具体的には、次のようなことです。
いかがでしょうか?
こうした間違ったスキンケアやメイクで、肌はだんだんと弱ってしまい、少しの刺激でもダメージを受ける敏感肌になってしまいます。
自分では良かれと思ってやっていることが、実際は肌を敏感肌にする原因の場合があります。
そのまま続けてしまうと、深刻な肌トラブルを招くことがあります。
正しいスキンケアやメイクについては、こちらに詳しく載っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
正しいスキンケアやメイクを詳しく見る
【敏感肌の原因②】生活習慣が乱れている
敏感肌の原因の2つ目は、生活習慣が乱れていることです。
食生活や睡眠などの生活習慣が乱れると、体内の血液循環や代謝に悪影響が出てしまいます。
そうした状態では、正常な肌のターンオーバーが行われず、肌のバリア機能がどんどんと低下してしまいます。
敏感肌の改善ために取り入れたい生活習慣は次のようなことです。
これらのことは以前から何度も目にしたり、耳にしたりしていることですので、何となく分かっていることかもしれません。
ですが、この機会に具体的にご自身の現状をチェックしてみてくださいね♪
【敏感肌の原因③】生まれつきの体質(先天性敏感肌)
敏感肌の原因の3つ目は、生まれつきの体質(先天性敏感肌)です。
例えば、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質など、子供の頃から肌が弱く、何か特定の刺激に反応してしまう人は、先天性敏感肌の可能性があります。
残念ながら、先天性敏感肌の場合はスキンケアやメイク、生活習慣を改善しても、敏感肌が改善されたり治ったりすることはありません。
とはいえ、少しでも症状が悪くならないように、そうしたことは必要です。
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
ですので普段は大きな肌トラブルは起こりませんが、たまに銭湯などで備え付けの石けんを使うと肌が大変なことになります。。
ここまでは、敏感肌の具体的な症状と原因についてご案内をしてきました。
ではここからは、原因別の解決方法をご案内します。
色々なことを一気にするのは難しいですが、少しづつできることから取り組んでいただければと思います♪
ニキビ・赤み・かゆみなど敏感肌の症状を改善する3つの方法
敏感肌の原因は3つでした。その原因に対して、改善策は1つずつあります。
敏感肌の3つの原因 | 敏感肌の3つの改善策 |
---|---|
間違ったスキンケアやメイクをしている | 肌タイプ別に適切なスキンケアやメイクをする |
生活習慣が乱れている | 生活習慣を少しでも良いものにする |
生まれつきの体質(先天性敏感肌) | アレルゲンを避ける |
それぞれ詳しくご案内していきますね。
【敏感肌の改善方法①】肌タイプ別に適切なスキンケアやメイクをする
敏感肌の改善方法の1つ目は、肌タイプ別に適切なスキンケアやメイクをすることです。
そのためには、まずはあなたの肌がどのタイプなのかを知り、次にそのタイプに適したスキンケアやメイクを知ることがポイントです。
ここでは肌の水分量と皮脂量によって分けられる5つの分類で、敏感肌を改善する「肌タイプ別」スキンケア方法をご案内します。
まずは簡単な肌タイプのチェック方法で自分のお肌タイプを確認しましょう。
肌タイプ | 洗顔後何もつけずにそのまま10~20分たった時の状態 |
---|---|
普通肌 |
・肌にツッパリ感やヒリつき感はない ・目元などの小じわはほとんど目につかない ・Tゾーンや頬に脂のベタつきはない |
脂性肌 |
・肌にツッパリ感やヒリつき感はない ・目元などの小じわは気にしたことがない ・Tゾーンや頬に脂のベタつきがある |
混合肌 |
・部分的に肌のツッパリ感やヒリつき感がある ・目元などの小じわは少し気になる ・Tゾーンにだけ脂でベタつく |
乾燥肌 |
・肌にツッパリ感やヒリつき感がある ・目元などの小じわはけっこう目につく ・Tゾーンや頬は脂でベタつくことがない |
洗顔後に何もつけずに10分~20分ほど放置して、判断してみてください。
あなたの肌がどのタイプでしたか?
ここからは肌タイプ別のスキンケアやメイクのポイントをご案内していきます。
肌タイプ | スキンケア・メイクのポイント |
---|---|
普通肌 | ・基本的な「洗顔・保湿・紫外線対策」 |
脂性肌 |
・よく泡立てた洗顔石けんで優しく丁寧に洗顔をすること ・化粧水や美容オイル、美容クリームで保湿をすること |
混合肌 |
・乾燥が気になる部分には特に保湿をすること ・日頃から肌の状態をよく観察しておくこと |
乾燥肌 |
・何よりもまず「保湿」が大事 ・刺激が少なく、保湿力があるコールドプロセス製法の無添加石鹸を使う ・化粧水や美容オイル、保湿クリームは保湿力が高くて低刺激なものを使う |
※気になる肌タイプをクリックするとケア方法に移動します
普通肌のスキンケアやメイクのポイント
普通肌はトラブルの少ない健康的な肌の状態。
ただし、油断は禁物です。
季節の変わり目や生活習慣の乱れによって、一時的に乾燥肌や脂性肌に傾くことがあります。
特にトラブルがなければ、普段は特別なスキンケアをしなくても基本的な「洗顔・保湿・紫外線対策」をしていれば充分です。
「そろそろ年齢的に化粧品による刺激が気になってきた」という方は、「低刺激性」のものや「無添加」のものを選ぶようにしてください。
無添加化粧品の選び方については、こちらの「無添加」と「納得無添加」の違いを参考にしてみてください。
脂性肌のスキンケアやメイクのポイント
脂性肌は水分量は充分ですが、皮脂量が多い状態です。
脂性肌の症状としては、次のようなものがあります。
スキンケアで間違いやすいのは、顔の皮脂を全て落とそうと、ゴシゴシこすったり必要以上に何度も洗顔したりしてしまうこと。
そうすると、肌は失った皮脂を補うために、多めに皮脂を分泌するように働き出すため、より一層、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
また、肌が乾燥しがちになり、やがて脂性肌でありながら乾燥肌になってしまう可能性があります。
こうなると肌トラブルが状態化・慢性化してしまいます。
脂性肌のスキンケアのポイントは、皮余分な皮脂だけを落とすようによく泡立てた洗顔石けんで優しく丁寧に洗顔をすることです。
その後は、保湿のために、化粧水で充分に水分を補い、美容オイルや美容クリームを付けるといった通常のスキンケアをしてください。
混合肌のスキンケアやメイクのポイント
混合肌とは、顔の部位により乾燥肌と脂性肌、普通肌が混在している状態です。
このタイプのスキンケアのポイントは、
です。
混合肌のスキンケア方法は、基本的には脂性肌のケアと同じで、 丁寧な洗顔の後に、顔全体に保湿効果の高い化粧水で保湿をし、美容オイルや美容クリームを使うことです。
ですが、乾燥が気になる部分には、念入りに保湿をしてあげてください。
日頃から肌の状態をよく観察しておく理由は、混合肌は季節の変化によって、肌の状態が変わりやすいからです。
乾燥肌のスキンケアやメイクのポイント
乾燥肌は水分量と皮脂量の両方が不足している状態。
皮脂量が少ないためニキビや吹き出物ができることは少ないのですが、肌のバリア機能が低下しているため外からの刺激に弱く、赤みやかゆみといった症状が起こりやすくなっています。
ですので、乾燥肌は敏感肌に傾きやすい状態とも言えるんですね。
そのためスキンケアのポイントは、何よりもまず「保湿」が重要です。
洗顔石鹸は刺激が少なく、保湿力があるコールドプロセス製法の無添加石鹸が望ましいです。
また、洗顔した後は乾燥から皮膚を守るため、化粧水で水分を与えた後に、美容オイルや保湿クリームを塗りますが、いずれも保湿力がありながらも添加物の入っていない刺激が少ないものを選ぶようにしてください。
次に、必要な皮脂まで落としてしまわないように、適切なクレンジングをすることです。
そのポイントは、次の通りです。
また、普段のメイクはお湯や石鹸で落ちる程度の薄いメイクにしたり、天然系のファンデーションを使ったりしてください。
【敏感肌の改善方法②】生活習慣を少しでも良いものにする
「生活習慣を良くするなんて、言うのは簡単だけど…」と思っている人は多いです。
実践できればいいですが、なかなか難しいですよね・・・。
とはいえ、やらないことには、敏感肌は改善しません。
そこで今回は、取り組みやすさやお金や時間がかからない、効果的、という観点から、おすすめ順に掲載しました!
「これなら私にも取り組めそう!」と思ったものから取り組んでみてくださいね♪
また、「そろそろ真剣に向き合ってみようかな?」と思われた方は、いろいろと取り組んでみてくださいね♪
方法 | 効果 | 取り組みやすさ | おすすめ度 |
---|---|---|---|
栄養素をサプリメントで補う | |||
食生活を変える (冷たい飲み物を避ける) |
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食生活を変える (お酒を飲み過ぎない) |
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食生活を変える (カフェインを摂りすぎない) |
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食生活を変える (炭水化物や脂質に気を付ける) |
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栄養素を食事で摂る | |||
規則正しく3食を食べる | |||
1日6時間以上の睡眠をする | |||
ストレスをためない | ホルモンバランスを整える |
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣①】栄養素をサプリメントで補う
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の1つ目は、敏感肌の改善に効果のある栄養素をサプリメントで補うことです。
もちろん食事で十分な栄養素を摂ることが一番ですが、どうしてもそれが難しいという方におすすめです。
敏感肌の人に、積極的に摂ってもらいたい栄養素は次のとおりです。
いずれも肌に良い影響を与えます。
どのサプリメントを摂るか?ですが、まずはマルチビタミンがいいです。
というのも、何か一つの栄養素を摂っても、他が足りていない場合は、足りていない栄養素に合わせてしか働かないからです。
例えばビタミンCだけをたくさん摂っても、ビタミンAがほぼゼロなら、ビタミンCは、ほぼゼロの働きしかせずに、体外に排出されてしまいます。
ただ、あくまで、サプリメントで補うなので、注意してくださいね。
栄養素を摂るのは、本来は食事が望ましいです。
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣②】嗜好品は控える
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の2つ目は、嗜好品は控えることです。
嗜好品は控えるはどういうことか?というと、次のようなことです。
まず、冷たい食べ物は体が冷えて血行が悪くなるので、肌の代謝が悪くなります。
次に、お酒に含まれるアルコールは、その分解のために水分が必要なため、飲めば飲むほど、身体やお肌は水分不足で乾燥してしまいます。
敏感肌のときは、極力飲まないように努めてください。
次にコーヒーや紅茶といったカフェインですが、1日1~2杯程度なら問題ありません。ですが、休憩のたびに飲むのはやめましょう。カフェインにはビタミンやミネラル、水分を排出する作用があります。
また、血管を収縮させる作用があるため、肌荒れや肌トラブルの原因でもあります。
そして、炭水化物や脂質の多い食べ物を避けてください。
具体的には、パスタやピザ、パン、ラーメンなどのことです。
これらは手軽で美味しいのですが、血糖値を急激に上げたり、血管の詰まりの原因になったりして、肌に悪い影響を及ぼしますので、気を付ける必要があります。
炭水化物は、 蕎麦や全粒粉のパン、発芽玄米など、粒が丸ごと摂れるものにすることをおすすめします。
粒が丸ごとの何がよいかというと、ビタミンや食物繊維といった栄養素が含まれているからです。
これらのものはコンビニでは取り扱っていませんが、スーパーならたいていは取り扱っています。
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣③】栄養素を食事で摂る
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の3つ目は、栄養素を食事で摂ることです。
ここから、多少難易度が上がりますが、体のためには一番おおすすな方法です。
サプリメントのところで、敏感肌の人に摂ってもらいたい栄養素は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素とご案内しました。
これらが豊富に入っているのは、野菜や果物です。
外食するとタンパク質や脂質、糖分が過多になりますし、ダイエットをすると全体的に足りなくなります。
ですので、外食が多い人は、かなり意識して、これらを摂るようにしてみてください。
最近では、コンビニエンスストアで、旬の野菜を取り扱っていますし、バナナや切ったリンゴなどの果物は常に取り扱っています。
【生活習慣を変える方法④】規則正しく2食か3食を食べる
さらにできることなら、「規則正しく2食か3食を食べる」ことを心がけましょう。
どうしてか?というと、不規則な食事は便秘に繋がるからです。
便秘になると体内に不必要な老廃物がだんだんと溜まってしまうのです。
老廃物は、ただ単に溜まるだけではなく、血液と一緒に体を循環するため、日々代謝している肌にも悪い影響が出てしまうのです。
ですが、一定のタイミングで食べ物を体内に入れることで、身体にリズムが生まれますので、便秘になりづらくなります。
必ずしも3食食べる必要はありません。
例えば、ダイエットや代謝UPのために、朝食を抜くファスティングをしている人は、昼と夜だけでももちろん大丈夫です。
便秘対策には、野菜だけでなく、海苔や昆布などの海藻類も役立ちます。
また、米やパンなどの炭水化物の控えすぎは、便秘になりやすいので注意してください。
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣⑤】1日6時間以上の睡眠をする
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の5つ目は、1日6時間以上の睡眠を取ることです。
というのは、 ノンレム睡眠という深い眠りをしている間に、成長ホルモンが分泌され、代謝がとても活発になるといわれているからです。
また、日中ダメージを受けた肌は眠っている間に修復されます。
そのサイクルがおよそ6時間。
加えて、その確保のために、次のようなアクションをしてみてください。
どれか1つでもいいので、ぜひ、取り入れてみてくださいね!
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣⑥】ストレスをためない
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の6つ目は、ストレスをためないことです。
というのは、 人はストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、免疫力の低下や体の冷えを引き起こすからです。
免疫力の低下も体の冷えも、どちらも肌に悪い影響を与えてしまいます。
あなたは、どんな時にストレスを感じますか?
そして、どのようにしてそのストレスを発散していますか?
カラオケが好きならカラオケを思いっきり楽しむ、趣味があればそれに打ち込むなどというのも発散方法ですし、愚痴を言える友達や親がいるなら愚痴を吐き出す、ノートやPCに愚痴を書くなどというのも1つの手です、
とにかくストレスを感じていることを自覚して、どんな方法でも構いませんので、必ず出すということをしてみてください。
【敏感肌の改善に役立つ生活習慣⑦】ホルモンバランスを意識して生活をする
敏感肌の改善に役立つ生活習慣の7つ目は、ホルモンバランスを意識することです。
ホルモンバランスは、月経前後やちょっとしたストレスで簡単に変化してしまいます。
これが乱れているときは、次のような敏感肌特有の症状が現れます。
こうした症状が出てきた場合は、生活習慣をチェックしてみたり、イソフラボンやビタミンEを摂るようにしてみてください。
イソフラボンは納豆や豆腐、豆乳にも入っていますし、ビタミンEはナッツ類(クルミやアーモンド、ピーナツなど)に入っています。
これらはコンビニでも取り扱っていますので、サプリメントに頼らなくても摂りやすいです。
【敏感肌の改善方法③】アレルゲンを避ける
これは、生まれつきの体質で先天性敏感肌の場合に、症状を悪化させないための方法です。
アレルゲンは食べ物や花粉、ダニやハウスダスト、化粧品に含まれる成分まで多岐に渡ります。
ですので、まずは、 医療機関でアレルギーの検査を受け、自分のアレルゲンを知るのが第一です。
できるだけ近くのアレルギー科のある病院を探してみてください。
特定できれば、食べ物だけでなく、スキンケアやメイク用品を選ぶときに、アレルゲンチェックをすることができるようになります。
また、アレルゲンにできるだけ触れないような生活ができるよう、ご家族や周囲の人に協力してもらえるように、日々のコミュニケーションを取ることが大事です。
敏感肌の方におすすめ!スキンケアを選ぶための2つのポイント
敏感肌がスキンケア化粧品を選ぶ際に気を付けるべき2つのポイントは、次の通りです。
これらを押さえられれば、敏感肌でも、スキンケアやメイクをすることができます♪
それぞれ詳しくご案内しますね!
【化粧品選びのポイント①】刺激を与える成分を避ける
敏感肌の人が化粧品を選ぶ際に、最も大切なのは、刺激を与える成分を避けること。
その理由は、敏感肌を改善するためと、もう1つ、肌トラブルを回避するためです。
次のような成分は、一般的に、肌に負担をかける成分です。
「これらは化粧品の品質を保つ上で必要な成分」とする考えがありますが、実際にはこれらが無くても化粧品を作ることはできます。
ですので、できるだけ、避けるようにしてください。
また、 アレルゲンの検査を病院ですれば、あなたの肌に刺激を与える成分を特定することができます。
そうすれば、「化粧品を使ったら肌荒れしてしまった!」という事態を避けることができます。
そのためにも、できるだけ配合成分がシンプルな化粧品を選ぶこと。
なぜなら、多くの成分が配合されている化粧品はケア効果が高いように感じますが、肌に合わない成分が配合されている可能性も高くなるからです。
「肌に優しい化粧品を使いたい。でも忙しくて調べる時間が無い」という方は、こちらの「肌に優しい化粧品」でケンコーコムの低刺激部門で1位を獲得している無添加化粧品をご案内していますので、チェックしてみてください。
「私、オーガニックコスメを使ってるんだけど、敏感肌が改善しない」という方は、「オーガニックコスメの理想と現実」をご覧になってみてください。
敏感肌の方にも優しい化粧品を手に入れて、鏡を見るのが楽しい毎日を取り戻してくださいね。
【化粧品選びのポイント②】自然由来の成分を使用している
続いて、敏感肌の人が化粧品を選ぶ際に重要なことは、自然由来の成分を使用していることです。
自然由来の成分でも、体質によっては(そばアレルギーなど)肌に合わない場合もありますが、合成成分に比べるとそのリスクはかなり低くなります。
わざわざ化学合成された香料を使わなくても、自然原料の持つ香りで十分です。
特に、敏感肌のケアに重要な保湿成分ですが、合成のものを使用しなくても、自然由来のものに、しっかりと保湿効果のあるものがあります。
化粧品の成分をチェックして、読むことができればベストですが、それは面倒という人は、次のことに注目して選んでみてください。
完全ではありませんが、刺激が少ない化粧品を選ぶために、役立ちますので、覚えておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで敏感肌の主な症状やその原因と改善策についてご案内してきました。
敏感肌の原因は、間違ったスキンケアや生活習慣の乱れなどです。
言い換えれば、あなた自身で作り出している可能性が高いということなのです。
敏感肌の原因が、間違ったスキンケアの場合は、あなたの肌タイプに合わせた適切な方法に変えることで、乱れた生活習慣の場合は、できる限り整えることで、改善できる可能性が高いです。
とはいえ、一度身体にしみついた習慣を変えるのは難しいですよね。
ですので、まずは取り組みやすいところからチャレンジしてみましょう。
また、化粧品選びのポイントを2つ、ご案内しました。
肌に刺激を与える成分を避けること
自然由来の成分を使用していること
こちらはすぐに取り組めることですので、今すぐに取り組んでみてください。
敏感肌を改善して、肌も心も元気に過ごしましょう♪