実はシンプル!40代の肌をきれいにする方法は基本のスキンケアを見直すだけ!
「今まで目を背けてきたけど・・・40代になって年々、シミやたるみが増えてきてる。…どうしよう。。」とお悩みではありませんか?
納得の無添加化粧品を作り続ける 「無添加工房 OKADA」のコラム「無添加コスメまめ知識」では、40代の肌をきれいにするための、3つの重要な「基本ケア」の方法と具体的な美肌を維持するための予防法です。
とてもシンプルなケア方法なため、「こんな単純なことだけを見直せばいいの?」と思ってしまうのですが、実践していただくと、てきめんに実感していただけますよ♪
40代で「肌をきれいにする方法を知りたい!」という方は、ぜひ、取り入れてみてくださいね。
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
肌をきれいにする方法を知る前に…40代からの肌トラブルをチェック!
「肌をきれいにしたい」と思い立ったら、まずは、鏡でじっくりあなたの肌を見ることから始めてみてください。
今まで見ないフリをしてきた肌のトラブルがそこに映っているハズです。
こちらは、代表的な40代の肌トラブルの症状とその原因ですが、恐らくあなたの肌トラブルは、このどこかに当てはまるのではないでしょうか。
40代から悩まされる肌のトラブルとその原因一覧
※症状や原因を詳しく知りたい方は、該当の箇所をクリックすると、すぐに情報を得られます。
症状 | 原因 |
---|---|
シミ(老人性色素斑) | ・加齢 ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
シミ(肝斑) | ・女性ホルモンのバランスの崩れ ⇒ 詳しく見る |
毛穴の黒ずみ(メラニン毛穴) | ・肌のターンオーバーの乱れ ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
毛穴の開き(帯状毛穴) | ・乾燥 ・コラーゲンの減少 ⇒ 詳しく見る |
シワ(表情ジワ) | ・表情のクセ ・ストレス ⇒ 詳しく見る |
シワ(乾燥ジワ) | ・肌の乾燥 ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
たるみとほうれい線 | ・コラーゲンの減少 ・エラスチンの減少 表情筋の衰え ⇒ 詳しく見る |
くすみ | ・血行不良 ・肌の乾燥 ・肌の糖化 ・肌のカルボニル化 ⇒ 詳しく見る |
もし、これらの肌トラブルに当てはまっているなら、安心してください。
対処方法があります!
こちらは、その対処方法、つまり、40代の肌をきれいにする方法の一覧です。
40代の肌をきれいにする方法の一覧
※肌トラブルにいち早く対処したい人は、該当の箇所をクリックすると、すぐに情報を得られます。
40代の肌トラブルの種類 | 改善のポイント | 具体的な改善方法 |
---|---|---|
シミ | 皮脂汚れの過酸化脂質への変化をなくす | 正しい洗顔を行う |
毛穴 | 角栓などの汚れを取り除き乾燥させない | 正しい洗顔と保湿を行う |
シワ・たるみ | 間違ったスキンケアを見直し乾燥させない | 正しい洗顔と保湿を行う |
たるみ | コラーゲン・エラスチンの減少を抑える | あなたに合う基礎化粧品を使う |
くすみ | 皮脂汚れを取り除き乾燥させない | 正しい洗顔と保湿を行う |
さて、ここからは、これらの方法について、詳しくご案内していきますね。
40代からでも遅くない!肌をきれいにする3つの方法
40代からの肌トラブルを改善するための具体的な方法は、大きく①「正しい洗顔をする」、②「あなたに合う基礎化粧品を使う」、③「十分な保湿をする」の3つがあります。
この3つ、いずれもスキンケアにおいて基本的なことですが、実はできていないことが多いのです。
40代になり「肌をきれいにしたい!」と思われているなら、もしかしたら、このあたりでもう一度、スキンケアを基本から見直す時期なのかもしれません。
それでは早速、肌をきれいにするための方法をご案内します。
【40代の肌をきれいにする方法①】美肌の原点は洗顔にアリ
きれいな肌になるためには潤いが必要不可欠です。
その潤いを取り戻すためには、洗顔方法から見直さなければなりません。
なぜなら、間違った洗顔方法では肌が乾燥し肌トラブルを招くからです。
乾燥は40代の肌にとって大敵です。
正しい洗顔方法を行い、余分な皮脂汚れを落とし水分を肌に浸透させやすくするのが、肌をきれいにする方法の最初のステップです。
それでは、美肌を手に入れるための正しい洗顔方法の手順をご案内します。
まず初めに、正しい洗顔方法を行う上でのポイントがこちらです。
上記のポイントを押さえた上で、洗顔方法の手順がこちらです。
【手順①】手を洗う
手についた雑菌をしっかり洗い落とします。
↓↓
【手順②】顔をぬるま湯で洗う
ホコリや汗などを洗顔前にぬるま湯で優しく洗い流しておきます。
↓↓
【手順③】洗顔料を泡立てる
きめ細かい泡をたくさん泡立てます。目安は肌と手の間でクッションになる程度の濃密さです。
手で泡立てるのが苦手な方は泡立てネットを使うことをおすすめします。
↓↓
【手順④】優しく洗い始める
おでこや皮脂の多いTゾーンから洗い始めます。
きめ細かい濃密な泡をたっぷりのせ、肌と手が直接触れないように気をつけながら円を描くように洗います。
洗う順番は、①おでこからTゾーン、②頬、③顎、④目元、⑤口です。また、目元と口は皮膚が薄いので、こすらず泡をのせるだけで十分です。
↓↓
【手順⑤】ぬるま湯でしっかりすすぐ
32~34℃くらいのぬるま湯を手にためて、優しく20回~30回ほどすすぎます。
洗顔料のすすぎ残しがないように気をつけてください。
↓↓
【手順⑥】清潔なタオルで優しく水分をとる
タオルでこすらず、優しく押さえるように拭き取ります。
シミや毛穴が気になると「入念に洗顔をしなければ!」と思ってしまいがちですが、洗顔のしすぎは、必要な皮脂や美肌成分さえも洗い流してしまいます。
肌に泡をのせて洗顔する時間は、1分以内を目安にしてくださいね。
キチンと習慣として身につけるために、最初はタイマーをセットするなど、工夫してみてください。
「でも、朝は洗顔しない方がイイって聞いたことがある」という方もいると思いますが、40代・50代になっても肌を綺麗なままにするなら、朝も洗顔をしてくださいね。
その理由はこちらの「朝も洗顔しない方がイイってホント!?」で詳しくご案内していますので、一度、ご覧になってみてください。
洗顔も大切なスキンケアの1つです。
【40代の肌をきれいにする方法②】あなたに合った基礎化粧品を選ぶ
続いての肌をきれいにする方法は、あなたに合った基礎化粧品を選ぶ、というものです。
40代からのエイジングケアはとても重要です。
しかし、あなたの肌の状態に合った基礎化粧品を使わない限り、いくら高くて評判のよい基礎化粧品を使っても効果は期待できません。
選び方の指針ですが、あなたの肌が本来持っている免疫力やターンオーバーを回復するようなスキンケアを選ぶようにしてください。
その具体的なポイントは、次の5つです。
【ポイント①】天然・自然由来の成分が多いものを選ぶ
【ポイント②】金額的な負担が少ないものを選ぶ
【ポイント③】パッチテストを行う
【ポイント④】心地よいテクスチャーと香りのものを選ぶ
【ポイント⑤】パッケージや広告に惑わされない
詳しくご案内しますね。
【ポイント①】天然・自然由来の成分が多いものを選ぶ
基礎化粧品を選ぶポイントの1つ目は、安全安心のために、天然・自然由来の成分が多いものを選ぶことです。
40代から肌をきれいにする基礎化粧品を選ぶには、まず何よりも配合されている成分が大事です。
新発見された最新の成分や最新の技術に目が行きがちですが、肌にとって本当に大事なのは、あなたの肌が本来持っている力を引き出すことです。
そのためには、天然由来、自然由来の成分で構成された安全性の高い基礎化粧品を選ぶことが大事です。
成分表を見て、植物の名前が多いものを選ぶようにしてみてください。
【ポイント②】金額的な負担が少ないものを選ぶ
基礎化粧品を選ぶポイントの2つ目は、金額が値ごろなものを選ぶというものです。
基礎化粧品は、長期間(最低でも1ヵ月~3ヵ月)使いつづけて効果を感じることができるアイテムです。
あまりに高価なものを選ぶと、出費がかさむことでストレスを感じてしまったり、本来の量を使わなかったりして、本来の潤いが得られないなんてこともあります。
高価だからイイということはもちろんありません。
もちろん、プチプラには、それ相応の成分しか入っていません。
ですので、成分表をしっかりとチェックして、天然由来、自然由来の成分で構成された基礎化粧品をいくつかピックアップして、あなたなりの価格の相場感を持つようにしてみてください。
【ポイント③】パッチテストを行う
基礎化粧品を選ぶポイントの3つ目は、パッチテストを必ずすることです。
パッチテストとは、あなたの肌に合うかどうかをチェックすることです。
基礎化粧品にはお試し品がたくさんあります。
成分を中心に調べてみて、「これは!」と思うものを取り寄せ、パッチテストを行うことで、あなたに合うものを探すようにしてみてください。
【ポイント④】心地よいテクスチャーと香りのものを選ぶ
基礎化粧品を選ぶポイントの4つ目は、あなたにとって心地よいテクスチャーと香りのものを選ぶことです。
自分に必要な美容成分が配合されていても、金額的に負担が無くても、使用感が良くなかったり匂いが合わなかったりするものは、使用しつづけることが困難です。
成分が良く、金額が値ごろで、パッチテストしても問題ないようなら、後はあなたにとって心地よいかどうかを、選ぶ際の判断基準に入れましょう。
【ポイント⑤】パッケージや広告に惑わされない
基礎化粧品を選ぶポイントの5つ目は、パッケージや広告に惑わされないようにすることです。
パッケージデザインが優れていたり、広告の印象が良いから、その化粧品が良いわけではありません。
あくまでも自分に合ったものを選ぶことが大切です。
「いち早く、5つのポイントに沿った肌に優しい基礎化粧品を手に入れたい」という方は、こちらの「本当に肌に優しい・肌にいい化粧品は敏感肌向け・無添加・オーガニックのどれ?」をご覧ください。
「やっぱりオーガニックとかがイイのかな?」という方は、ぜひこちらの「オーガニックコスメとは?」で、理想と現実を知ってください。
より確かな情報をもとに、スキンケアをしていってくださいね。
【40代の肌をきれいにする方法③】十分な保湿をする
さて、3つ目の肌をきれいにする方法。
それは、正しいスキンケアで、十分な保湿をすることです。
40代になると肌の水分量と油分量が減少していくため、肌の乾燥や肌からハリがなくなってきていることを実感します。
また、女性ホルモンの分泌が減少してくるので、肌質も変わってきます。
そこで大切なのが、肌を乾燥させないこと!
乾燥はいろんな肌トラブルを引き起こす元凶です。
その乾燥から肌を守るために「保湿」に力を入れてスキンケアを行うと、40代からでもきれいな肌づくりができます。
それでは、美肌を手に入れるために40代の肌に必要な保湿の方法をご案内します。
【手順①】化粧水をやさしく肌になじませる
↓↓
【手順②】安全性の高い保湿成分が配合された美容液を使う
↓↓
【手順3】乳液またはクリームで油分を補う
この手順をもう少し詳しくご案内していきますね。
【手順①】化粧水をやさしく肌になじませる
やさしく潤う 天然植物原料だけで作った化粧水
なるべく安全性の高い保湿成分が配合された化粧水を選び、使用方法に書かれている量を手のひらにとり、やさしく肌を包み込むように押さえて浸透させていきます。
※肌をこすったり、叩くのは厳禁です。
【手順②】安全性の高い保湿成分が配合された美容液を使う
オリーブの実 1万個分の力 本物の潤い美容液
選ぶべき美容液は、最新の成分や最新技術が導入された美容液ではありません。
乾燥した肌は、本来の肌と違い弱って来ている状態です。
このままほうっておくと敏感肌になってしまいます。
※敏感肌への対処方法は「敏感肌の症状と原因を把握して、改善法やスキンケア選びを取り入れよう♪」に詳しく記載していますので、ご覧になってみてください。
そんな弱りつつある肌の状態に合うのは、自然由来の安全性の高い保湿成分・美容成分などが配合された美容液です。
美容液は、使用方法に書かれている量を手のひらにとり、やさしく指の腹を使い数ヶ所にのせていきます。
そして肌をこすらないように、顔の中心から外側へ、下から上へ伸ばすようになじませます。
最後に、化粧水と同じ感じで、やさしく肌を包み込むように押さえます。
【手順③】乳液またはクリームで油分を補う
合成界面活性剤 無添加 植物100%の美容クリーム
ここでも、高い保湿効果を持つ安全性の高い保湿成分・美容成分が配合された乳液またはクリームを選んでください。
※理由は美容液のところと同じで、肌が弱りつつあるからです。
まずは、使用方法に書かれている量を手のひらにとります。
続いて、両手に乳液またはクリームを広げ、やさしく大きな円を描くように顔の中心から外側へ、頬、おでこ、顎、鼻の順番でなじませていきます。
乾燥しやすい目や口まわりは、重ねづけするとさらに効果的です。
洗顔後にたった数分、そのまま放置するだけでも肌は乾燥していきます。
十分な保湿効果を得るためには、できるだけ早く40代からの保湿方法「3つの手順」で、ケアをするように心がけてください。
おすすめ度順に掲載!40代の肌をきれいに保つ方法8選
ここまでは40代の肌をきれいにする方法をご案内してきました。
次はきれいにした肌を保つための方法、言い換えれば、元のきれいではない状態に戻らないための予防法をご案内します。
その方法は8つあります。
こちらは、その方法をおすすめ順に掲載した一覧表です。
40代の肌をきれいに保つ方法の一覧
方法 | 費用 | 効果 | 手間 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
紫外線対策をする | ||||
良質な睡眠を取る | ||||
運動をする(その習慣を持つ) | ||||
食べるものに気を遣う | ||||
美肌効果を促す入浴法を取り入れる | ||||
サプリメントを取り入れる | ||||
リンパマッサージで老廃物を流す | ||||
メンタルケアで肌老化を防ぐ |
ここからは、おすすめ順にご案内していきますね。
【40代の肌をきれいに保つ方法①】紫外線対策をしっかりする
赤ちゃんも使えるほどの優しさ 潤う日焼け止め
紫外線は、40代からの肌トラブルの原因に全て含まれていました。
なぜここまで紫外線が肌の老化に関わるのでしょうか?
それは、紫外線が表皮を通り抜け真皮にダメージを与えるからです。
真皮には繊維芽細胞と呼ばれる細胞があり、この繊維芽細胞が肌のハリを保つ美肌成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出します。
しかし、紫外線によってダメージを受けた繊維芽細胞は、その働きを低下させてしまいます。
その結果、シワやたるみなどの症状が出てくるのです。
紫外線対策を今すぐ始めなければ、ますます肌は加齢と紫外線によって美肌から遠のきます。
これ以上、紫外線による肌の老化を食い止めるため、紫外線対策のポイントをご案内します。
紫外線対策と言えば日焼け止めですが、おすすめなのは紫外線吸収剤が入っていないノンケミカルの日焼け止めです。肌への刺激が少なく負担も軽くなるからです。
「ノンケミカルって、よく聞くけど、イマイチ、意味が分かってない…」という方は、「ノンケミカルとは?」で、詳しくご案内していますので、参考になさってください。
40代を越えると、どうしても肌のいろいろな機能がダウンしてしまいますので、その悪い流れをできるだけSTOPするには、ノンケミカルは重要です。
また、生活シーンに合わせた日焼け止めの使い分けも大切です。
家事などの日常生活で少し外に出る場合はSPF20くらいのもの、炎天下でのレジャーの場合はSPF50+のもの が向いています。
紫外線対策について、より詳しくはこちらの「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」に詳しく記載しておりますので、ぜひ参考になさってみてください。
【40代の肌をきれいに保つ方法②】良質な睡眠を取る
良質な睡眠を取れているかどうかで、肌のきれい度は変わってきます。
それは、良質な睡眠を取ると、肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンが分泌されるようになるからです。
肌を美肌に導く成長ホルモンは、眠りに入ったはじめの3時間に多く分泌されます。
ですので、眠りはじめの3時間の質をあげることにより美肌を保つことができるのです。
・・そうと分かれば、良質な睡眠を取る方法が気になりますよね?
早速、睡眠の質を上げるために実践すべきおすすめの方法をご案内しますね!
【手順①】入浴と軽いストレッチで血流を良くする
お風呂はぬるめのお湯にゆっくり浸かり、お風呂からでた後は肩や股関節を軽くストレッチし入眠効果を高めます。
↓↓
【手順②】白湯をコップ一杯飲む
寝る前に白湯を飲むと、体を温める効果と体内に水分を巡らす効果があるので、睡眠中に水分が失われても乾燥しにくくなります。
↓↓
【手順③】電気を落とした暗い部屋で眠る
暗い状況が続くことで、エイジングケアに重要なメラトニンというホルモンの分泌が活発になります。
↓↓
【手順④】睡眠前に女性ホルモンを分泌させるような妄想をする
好きな人のことを考えたり仮想恋愛を妄想すると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が促進されます。
エストロゲンはコラーゲンの生成に関わる重要なホルモンです。
上記以外に良質な睡眠を取るためにもう1つ大切なのが、枕です。
しっかり頭部を支えられていて、両肩が布団につき楽に腹式呼吸ができる枕かどうかを、確認してみてください。
自分に合った枕を使って寝ることは、肌をきれいにする方法の有効な手段の1つです!
【40代の肌をきれいに保つ方法③】運動をする(その習慣をつける)
「年を重ねてからでも運動をすることで肌が若返る可能性がある」という研究結果が、カナダのマックマスター大学の研究者たちによって発表されています。
運動をすることで若い肌が保てる理由は3つあります。
【理由①】運動をして汗をかくと体内の老廃物が排出され、デトックス効果が得られる
【理由②】体の血行を良くし新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを促進する
【理由③】運動をすると成長ホルモンの分泌が促され、老化防止につながる
※2014年のアメリカスポーツ医学会で発表より
これらの効果により、シミ、たるみ、くすみ、肌荒れを解消し予防することが期待できます。
では、実際どんな運動をすればいいのでしょうか?
おすすめは、誰でもすぐ始められるウォーキングです。
なるべく歩幅を大きくし早歩きを意識して30分程度歩くと、血行を促進し新陳代謝が高められ美肌へとつながります。
また、成長ホルモンの分泌を促すには「太もも上げ運動」がおすすめです。
早速、「太もも上げ運動」のやり方をご案内します。
【手順①】肩幅の広さに両足を開いたら、背筋を伸ばして立つ
【手順②】片足の膝を腰骨の高さまで上げる
【手順③】つま先から床に足を下ろし、かかとが着くと同時に反対側の足を腰骨まで上げる
【手順④】1日30秒間、リズミカルにこの足踏みを繰り返す
運動は週に2回、1回30分を目安に3ヵ月、継続してみてください。
その効果を実感できると思います。
しかし、過度な運動は老化の原因になるので、やりすぎには気をつけてくださいね。
【40代の肌をきれいに保つ方法④】食べるものに気を遣う
40代の肌をきれいに保つには、内側からのケアも大切です。
偏食はもちろんのこと、黄ぐすみの原因になる糖分や脂質の摂りすぎには注意が必要です。
それでは、エイジングケアのために積極的に摂ってほしい食べ物をご案内します。
肌トラブルの種類 | 肌トラブルへの作用 | 効果的な食べ物 |
---|---|---|
シワ・たるみ | 抗酸化作用 | バナナ、ブルーベリー、アボカド、トマト、にんじん、キャベツ、ニンニク、大豆、ごま、緑茶、赤ワインなど |
シミ・くすみ | 抗糖化作用 | アーモンド、しょうが、サニーレタス、モロヘイヤ、めかぶ、ローズマリー、カモミールティーなど |
シミ・毛穴の黒ずみ・くすみ | 肌のターンオーバーを促進 | 牡蠣、たらこ、いわし、牛肉、レバー、卵黄、ごま、ココアなど |
シミ・毛穴・たるみ・くすみ | 抗酸化作用 | たらこ、うなぎ、アボカド、赤ピーマン、かぼちゃ、アーモンドなどのビタミンEを多く含む食べ物 |
無理なく、そしてバランス良く食事に取り入れてくださいね。
【40代の肌をきれいに保つ方法⑤】美肌効果を促す入浴法を取り入れる
紫外線による肌のダメージに効果がある入浴方法をご存知ですか?
HSP(ヒート・ショック・プロテイン)という熱ショックたんぱく質を増やす入浴法です。
ヒート・ショック・プロテインとは、ダメージを負った細胞を修復する働きを持つタンパク質のことです。
熱によるストレスが身体に加わることによって体内で作られます。
近年の研究によって、紫外線による肌のダメージやシミ、シワを抑える効果があることが分かりました。
肌の老化を促進させる紫外線から美肌を守れるなら、今すぐ実践したい入浴方法ですよね。
早速、どのような入浴方法なのかご案内します。
【手順①】お風呂のお湯を42℃または41℃、40℃に設定する
↓↓
【手順②】浴室内の床や壁をシャワーで温めておく
↓↓
【手順③】手や足など心臓から遠い部分にかけ湯をする
↓↓
【手順④】心臓から遠い足→手→体の順にゆっくり浴槽に浸かる
↓↓
【手順⑤】入浴時間はそれぞれ42℃は10分、41℃は15分、40℃は20分、浸かる
↓↓
【手順⑥】入浴後、37℃以上の体温を10~15分保つため、水分をしっかり拭きとり衣類を身につけ保温する
↓↓
【手順⑦】保温後、300~500mlの水分補給を行う
半身浴の場合は、3~5分くらい長めに浸かる ようにしてください。
週2回を目安 に行うことをおすすめします。
2回目はHSPが減少し始める3~4日後が理想 です。
HSP入浴法を実践すると、美肌効果以外にも疲労回復、免疫力アップ、低体温の改善など嬉しい効果がたくさん得られます。
身体の疲れが抜けない、原因不明の不調が続いているという人は、試してみてください。
【40代の肌をきれいに保つ方法⑥】サプリメントを取り入れる
食事のみで補うのが難しい美肌成分は、サプリメントで摂取するのも1つの方法です。
それでは早速、サプリメントで摂取したい美肌成分をご案内します。
栄養素 | 効能 | 予防できる肌トラブル |
---|---|---|
亜鉛 | 活性酸素を除去する効果がある | シミ・くすみ |
ビタミンC | コラーゲンの生成に欠かせない栄養素で酸化防止の効果もある | シミ・くすみ |
ビタミンE | 抗酸化作用があり、血行を良くしホルモンバランスを整える | 肌老化 |
アミノ酸 | 肌の水分を保ち角化細胞同士を支える天然保湿因子の主原料で、肌の潤いを保つ | シワ・たるみ |
ただし、サプリメントは、対策の中心ではなく、あくまでも「プラスα」と考えてくださいね。
食事で足りない栄養素を摂るという位置づけで取り入れるようにしてください。
不思議なもので、栄養素は、その成分単体では、上手に機能しないようになっているからです。
【40代の肌をきれいに保つ方法⑦】リンパマッサージで老廃物を流す
40代になると目立ち始めるたるみの原因の1つは、顔のリンパ液の滞りです。
リンパ液が滞ることにより老廃物が体内にたまり、むくみが生じることで脂肪がつきやすくなるからです。
すると、あっという間にたるみが促進されてしまいます。
そのたるみ進行を抑えるために有効なのが、リンパマッサージです。
リンパマッサージをすることで、老廃物をスムーズに流し同時に血流も良くすることができます。
早速、自分でできるリンパマッサージの方法をご案内します。
【手順①】クリームをケアする部分に伸ばす
保湿力の高いマッサージクリームを顔全体と首にやさしく伸ばします。
↓↓
【手順②】首筋のリンパケアをする
耳の少し後ろの部分にある首すじのリンパを、痛きもちいいくらいの強さで約1.5秒ほどかけて上から下に沿って手をなでおろします。
左右各10回ずつ行います。
↓↓
【手順③】フェイスラインのケアをする
あご先に両親指のはらをあて、それぞれ左右のフェイスラインに沿って痛きもちいいくらいの強さで耳下腺にリンパを流します。
5回~10回行います。
↓↓
【手順④】顔の下半分のケアをする
親指のはらを使い、口角から耳、頬骨の下から耳、小鼻横から耳へそれぞれさするように3回ずつリンパを流します。
↓↓
【手順⑤】顔の上半分のケアをする
眉毛の上、眉頭、眉毛山、眉尻に合わせて中指のはらでツボを押します。目の下も均等に3箇所(目の中央と両端)、中指のはらでツボを押します。
次に、眉毛の下も眉毛上と同様の箇所を親指のはらで押します。
↓↓
【手順⑥】鎖骨のツボを押す
②をもう一度行い、最後に鎖骨の上にあるツボを均等に3箇所、指で押します。
リンパマッサージは毎日行うと効果的です。
慣れてきたら、朝と夜の1日2回行う ことをおすすめします。
【40代の肌をきれいに保つ方法⑧】メンタルケアで肌老化を防ぐ
ストレスを感じると交感神経が優位に立ち、体は常に緊張状態で血管が収縮します。
すると血行不良からくすみやたるみを引き起こし、さらには肌のバリア機能が低下し老化が促進されます。
ストレスによって、今まで頑張ってきた美肌ケアを水の泡にしたくないですよね。
それなら、メンタルケアは大切です!
ストレス解消法は、カラオケに行く、お酒を飲む、ノートに書く、パソ今野メモ帳に書く、くだらない掲示板をチェックする、ゲームをする、テレビを見る、小説を読むなどなど、人それぞれです。
ただ、睡眠時間をしっかりと取ることや鏡を見て自分を褒めたり笑ったりすることは、多くの人のメンタルケアに効果的です。
試してみてくださいね。
まとめ
40代の気になる肌トラブルの改善・予防法をご案内してきましたが、いかがでしたか?
肌をきれいにするために自分でできるセルフケアはたくさんあります。
特に、洗顔・保湿・紫外線対策を怠ると肌は老化へまっしぐらの状態になりますので、基本ケアは忘れずにしっかり行ってくださいね。
40代からのスキンケアのポイントは、面倒くさがらず自分の肌をいたわることです。