30代が肌をきれいにする方法6選!肌トラブルに応じたスキンケアを徹底解説!
「30代になってから、あれ?こんなところにシミあったっけ?ってことが増えてる」、「・・・なんか去年よりも肌が衰えてるかも」、「肌をきれいにしたくて頑張ってるけど、何か上手くいかない…」と焦っていませんか?
納得の無添加化粧品を作り続ける 「無添加工房 OKADA」のコラム「無添加コスメまめ知識」では、今回、30代からの年齢肌にフォーカスした肌をきれいにする方法をまとめてみました。
ここでご案内しているのは、次のことです。
実践することで、30代にして憧れの卵肌を手にすることができるかもしれません!
それに30代のケア次第で、40代を迎えたときの肌質に雲泥の差が生じてしまいますので、気になった今、キチンと読んで、実践してみくださいね!
40代の方はこちらの「40代の肌をきれいにする方法」をご覧になってみてください。
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
肌をきれいにする方法を知る前に現状チェック!30代の肌の悩みTop5
あなたは、どんな肌トラブルに悩んでいますか?
いつまでも美しくいたいのに、年々、気になる肌トラブルが増えてきていますよね。
ここでは、世の中の30代の女性が悩んでいる肌トラブルを、悩んでいる人が多い順にご案内しています。
No. | 肌トラブルの種類 | 悩みの症状 | 気になり始めた時期 |
---|---|---|---|
1 | シミ | 老人性色素斑・肝斑 | 30代前半 |
2 | 乾燥肌 | インナードライ | 20代後半から継続 |
3 | 毛穴 | 開き・黒ずみ | 20代から継続 |
4 | ハリ・弾力 | たるみ・ほうれい線 | 30代半ば |
5 | シワ | 表情ジワ・乾燥ジワ | 30代半ば~後半 |
TOP5を見ると、年齢肌を感じさせる肌トラブルが並んでいますね。
つまり、30代になると、
「気づいたらシミができていた!」
「カサカサの乾燥肌で潤いがない!」
「毛穴が開いてる!」
「毛穴の黒ずみが悪化している!」
「ハリと弾力がなくなって、ほうれい線が目立ってきた!」
「目じりにシワができて、・・・何か老けて見える!」
という方が多く、危機感を抱いているということです。
それぞれ、どんな症状で何が原因なのか、もう少し詳しく知りたい方はこちらの「どうお手入れしたらいいの?ハリのないたるみ肌など30代の肌の悩みTOP5」をご覧になってみてください。
あなたの悩みはこの中のどれでしょうか?
その確認ができましたら、続いては30代の肌をきれいにする方法のゴールの「目指すべき30代の理想の肌」について、ご案内しますね。
30代が肌をきれいにする方法のゴール!目指すべき「30代の理想の肌」とは?
30代の理想の肌は「卵肌(たまごはだ)」です。
卵肌とは、ゆで卵のように艶やかで毛穴レスの健康的なつるつるの肌のことを指します。
実はこの卵肌、次の3つの要素から成り立っているんですよ。
【卵肌の要素①】肌に細かいキメと潤いがあること
卵肌の第一の要素は、肌に細かいキメと潤いがあることです。
理想の水分量は40%。
角質層にそれぐらい十分な水分がたくわえられていると、毛穴が小さなり、肌のきめが整うようになります。
また、肌の保湿能力が機能しているので、バリア機能も正常になり肌トラブルを招くことがありません。
その結果、素肌感のあるツヤ肌ができあがるのです。
【卵肌の要素②】肌に透明感があること
卵肌の第二の要素は、肌に透明感があることです。
そのためには肌に流れる血流がスムーズであることが必要です。
表皮・真皮・皮下組織からできている肌の層にはそれぞれ血管があり、血液によって運ばれてきた酸素や栄養素をもとに細胞は新陳代謝を繰り返します。
肌のターンオーバーが正常に行われた結果、肌になめらかで透き通るような透明感が出るのです。
「最近、透明感がホンっとになくなってきたんだけど…」という方は、「透明感のある肌になるには?」をチェックしてみてください。
透明感のある肌を取り戻すタイミングは、早ければ早い方がいいです。ぜひ、お役立てくださいね♪
【卵肌の要素③】肌にハリと弾力があること
卵肌の3つ目の要素は、肌にハリがあることです。
そのためには、線維芽細胞(せんいがさいぼう)が正常に機能している必要があります。
線維芽細胞は肌の真皮層に存在しているのですが、実はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という真皮層を構成する3つの成分を生成しています。
この3つについては、どこかで聞いたことがありますよね。
これら3つの成分はハリと弾力に直接関係があります。
というのも、これらは表皮を支える土台だからです。
真皮層にこれらが十分蓄えられていて、なおかつお互いがお互いをバランスよく支え合っていると、肌はハリと弾力のあるモチモチっとした状態になります。
…以上の3つの要素がそろった卵肌が、あなたがこれから目指すべきゴールです!
ここからは、いよいよ30代が肌をきれいにする方法をご案内します♪
理想の肌になるように、できる範囲で取り組んでみてくださいね!
【おすすめ順に掲載!】30代が肌をきれいにする3つの方法
30代が肌をきれいにする方法は3つあります。
おすすめの順にご案内すると、「スキンケアの見直し」、「紫外線対策」、「食事の見直し」です。
肌トラブルはひとそれぞれですので、ここでは、その方法がどの肌トラブルに有効なのかをご理解いただけるように、一覧表にまとめました。
シミ | 乾燥肌 | 毛穴 | ハリ・弾力 | シワ | |
---|---|---|---|---|---|
ターンオーバーの正常化と女性ホルモンを整える | 間違ったスキンケアを見直し乾燥させない | スキンケアを見直し美容成分を補給する | 紫外線によるダメージを抑え美容成分を補給する | 間違ったスキンケアを見直し乾燥させない | |
スキンケアの見直し | |||||
紫外線対策 | |||||
食事の見直し |
さて、ではここからは、30代が肌をきれいにするための方法を、おすすめ順にご案内しますね♪
【30代の肌をきれいにする方法①】スキンケアの見直し
シミ | 乾燥肌 | 毛穴 | ハリ・弾力 | シワ | |
---|---|---|---|---|---|
スキンケアの見直し |
30代が肌をきれいにする方法の中で、最初におすすめしたいのは、スキンケアの見直しです。
その理由は、スキンケアの見直しは、①シミ、②乾燥肌、③毛穴、④ハリ・弾力、⑤シワのTOP5の肌トラブルに対抗できるからです。
30代になると、20代とは違って、シミやたるみなどエイジングのサインが肌に現れてきます。
これは20代の頃のスキンケアの結果です。
ですので、これらに対抗できる、30代の年齢肌に合ったスキンケアを行うことが大事です。
ここからは、見直してほしいスキンケアの3つのポイントをご案内していきます。
【ポイント①】洗顔料は保湿剤が配合されたものを選ぶ
【ポイント②】たまにピーリングを行う
【ポイント③】美容成分の配合された美容液やクリームを取り入れる
【ポイント①】洗顔料は保湿剤が配合されたものを選ぶ
洗顔料は天然オイルなどの保湿剤を配合したものがおすすめです。
その理由は、角質層の水分に直接アプローチし、洗顔後も肌のうるおいを保ちやすくさせるからです。
洗顔後はどうしても肌が乾燥しやすくなりますが、保湿剤が配合されている洗顔料を使うと、角質層の水分の蒸発を最小限に抑えることができます。
おすすめなのは、オリーブオイルやスクワラン(植物性)などの自然原料を主原料とした安全性が高いものです。
【ポイント②】たまにピーリングを行う
たるみ毛穴やくすみが特に気になる場合は、洗い流せるピーリング剤の使用が効果的です。
おすすめのピーリング剤は、肌への刺激が少ない石けんタイプのものです。
ピーリングを行うと、加齢とともに乱れやすい肌のターンオーバーが促され、古い角質を除去する効果が期待できます。
もちろん過度な使用は肌トラブルを招きますが、使用頻度を守れば肌の新陳代謝が活性化されるので、たるみ毛穴やくすみが改善されます。
【ポイント③】保湿力の高い美容液やクリームを取り入れる
30代になったら、より保湿力の高い美容液や美容クリームを取り入れてみてください。
その理由は、肌の水分を保持するセラミドが加齢とともに減少しているからです。
20代の頃のように洗顔後は化粧水と乳液だけのスキンケアでは、30代の肌のうるおいを保つには不十分です。
乾燥は多くの肌トラブルを招きますので、保湿はスキンケアの土台だと考えて、美容液や美容クリームを加えてください。
30代、40代の女性に人気なのは、高い保湿力だけではなく、肌に低刺激な美容オイルと美容クリームです。
「低刺激って言うと、オーガニックとかがイイのかな?」と思われるかもしれませんが、そもそもオーガニックとは何か?というところをご理解いただいた上で、取り入れてくださいね。
オーガニックコスメについてはこちらの「オーガニックコスメとは?」で詳しくご案内していますので、ご一読ください♪
本当に肌に良いコスメメーカーについては、こちらの「本当に肌に良い化粧品を国内外270社以上のブランド・メーカーから選ぶには?」で詳しくご案内しています。
【30代の肌をきれいにする方法②】紫外線対策に力を入れる
シミ | 乾燥肌 | 毛穴 | ハリ・弾力 | シワ | |
---|---|---|---|---|---|
紫外線対策 |
続いての30代の肌をきれいにする方法は、紫外線対策です。
ご存知かと思いますが、紫外線はどの年代の女性の肌にとっても大敵です。
多くの肌トラブルの原因にもなっている紫外線の恐ろしさ。
それは、皮膚の組織にダメージを与えながら、メラニン色素を増やして蓄積していくことです。
ですので、すぐにでも自分の紫外線対策を見直す必要があります。
それでは早速、6つの紫外線対策方法とその効果についてご案内します。
対策法 | 効果 |
---|---|
起床後カーテンを開け朝日を浴びる | 美白を維持する働きのあるメラトニンを活性化させる |
ソラレンという物質が含まれている食品(※)を外出前に摂取しない | 紫外線の感受性を高める食品を避けることでシミができにくい |
ノンケミカルの日焼け止めを使用する | 紫外線吸収剤が入ってなく肌への刺激と負担が軽減される |
日傘や帽子を使用する | 日焼け止めだけでは遮断し切れない紫外線から肌を守る |
正午前後の外出を控える | 紫外線がもっとも強い時間帯を避ける |
生活シーンに合わせた日焼け止めを使用する(※) | 肌への過剰な負担を減らす |
ソバ、野沢菜、レモン、グレープフルーツ、キウイフルーツ、オレンジ、セロリ、きゅうり、パセリなど
家事や短時間の外出、普段はSPF20を使い、炎天下でのレジャーにはSPF50+を使う
上記の対策法はどれか一つ実践するのではなく、全て実践することで徹底的な紫外線対策をすることができます。
一度に全てをやるのは無理ですが、「紫外線は肌を急速に老化させる」ということを念頭におき、できる限りの紫外線対策に取り組むようにしてみてください。
より詳しい紫外線対策は、こちらの「帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」にありますので、ご覧になってみてくださいね。
「私は敏感肌気味だから、ノンケミカルの日焼け止めがイイの?」という方は、まずはノンケミカルについて知ってください。
こちらの「ノンケミカルとは?」で、分かりやすくご案内していますので、一度、お読みいただければと思います。
合わせて「肌に優しい日焼け止めの6つの条件」もチェックしてみてくださいね。
30代の肌には、本格的なノンケミカルが重要です。
【30代の肌をきれいにする方法③】食事の見直し
シミ | 乾燥肌 | 毛穴 | ハリ・弾力 | シワ | |
---|---|---|---|---|---|
食事の見直し |
3つ目の30代の肌をきれいにする方法は、食事を見直すというものです。
年齢とともに減少していく肌の美肌成分は、外側から補給するだけでは足りません。
そこで見直したいのが、普段なにげなく食べている食品です。
「サプリメントで十分」とか「サプリメントでしか肌の美容成分は内側から補えない」などと思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
実は、栄養素は、基本の食事がおろそかにしてしまうとほとんど機能しません。
栄養素が足りなければ、足りない分に合わせてしか作用しないのです。
また、食品には数多くの美肌成分が含まれており、肌トラブルへの効果も期待できます。
ですので、サプリメント補う前に、その土台としての食事を見直すようにしてくださいね♪
それでは早速、積極的に摂取してほしい食品をご案内します。
栄養素 | 効能 | 栄養素が含まれている食品 |
---|---|---|
ビタミンA | 抗酸化作用 | 卵、レバー、うなぎ、モロヘイヤ、にんじん、パセリ、小松菜、ほうれん草、マーガリンなど |
ビタミンB2 | 肌のターンオーバーを促進 | レバー、さば、ししゃも、卵、納豆、モロヘイヤ、プロセスチーズなど |
ビタミンC | 抗酸化作用、肌のコラーゲン生成の促進 | アセロラ、柿、キウイフルーツ、いちご、パセリ、パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、焼きのりなど |
ビタミンE | 抗酸化作用、血行促進、ホルモン分泌を整える | アーモンド、大豆、アボカド、かぼちゃ、パプリカ、モロヘイヤ、うなぎなど |
亜鉛 | 肌のターンオーバーを促進、抗酸化作用、 肌のコラーゲン生成の促進 | 牡蠣、サーモン、いわし、牛肉、豚肉、ラム肉、卵、カシューナッツなど |
セラミド | 肌を外部刺激から守る、角質層の水分保持 | こんにゃく、ひじき、わかめ、大豆、黒豆、小豆、小麦、玄米、牛乳など |
リコピン | 抗酸化作用、肌のコラーゲン生成の促進、 角質層の改善 | トマト、スイカ、柿、にんじんなど |
メチオニン | 美白効果のあるL-システインを生成 | マグロ、牛肉、鶏肉、納豆、豆腐、牛乳、チーズなど |
表をみると、「けっこうコレ食べてるな」というものもあると思います。
すでに摂取しているものは続けて、食事に取り入れられそうなものは追加して、バランス良く食べてくださいね。
1点、「これを食べなきゃ!」と義務や責任感を持つことはストレスにつながるので禁物です。
「似たような食品を選ぶなら肌をきれいにする食品にしよう♪」という感じで、無理なくを心がけていただければと思います!
そう、食事は楽しく♪が基本です!
「食べ物も重要だろうけど、スキンケアも取り組んで、早くシミを何とかしたい!」という方は、こちらの「顔のシミを自分で取る4つの方法!」をご覧になってみてください。
比較的お金をかけずにシミを何とかする方法をご案内しています。
成長ホルモンが鍵!30代の肌をきれいに維持する3つの予防法
スキンケア・紫外線対策・食事を見直し、肌をきれいにすることができたなら、次に重要になのは、きれいになった肌をいかに保っていくか?ということです。
そのカギになるのが成長ホルモン。
成長ホルモンには、新陳代謝を活発にする作用があります。
この代謝作用が肌にもたらす効果は次の3つです。
【効果①】肌のターンオーバーを促す
【効果②】繊維芽細胞の活性化(保湿効果、肌のハリ・弾力の維持)
【効果③】傷ついた細胞を修復し老化を防ぐ
いずれも素晴らしい効果ですよね!
なので、できればこの成長ホルモンをコントロールしたいものです。
さて、この成長ホルモンですが、分泌のピークは10~14歳で、それ以降は徐々に減っていき、40代になると急激に激減すると言われています。
ですので、その前の30代から成長ホルモンの分泌を促すようにすることが、とってもとっても大事!なのです!
そのためにしてほしい生活習慣は、3つあります!
生活習慣 | 費用 | 効果 | 手間 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
適度な運動を習慣づける | ||||
良質な睡眠を取る | ||||
入浴する |
おすすめはどれなの?と思われるかもしれませんが、おすすめは3つ全部です!
ここからは、この3つの生活習慣を30代の肌をきれいに保つ方法として、掲載順にご案内していきますね。
【30代の肌をきれいに保つ方法①】適度な運動を習慣化する
30代の肌をきれいに保つ方法の1つ目は、適度な運動の習慣化です。
というのも、軽い筋トレを行うことで、成長ホルモンの分泌を促すことができるからです。
おすすめの運動はスロートレーニングと呼ばれる、ゆっくり筋肉に負荷をかけるトレーニング方法です。
より多くの成長ホルモンを分泌させるためには、体の中でも大きい筋肉に負荷をかける必要があります。
スロートレーニングの中でもおすすめなのが「スクワット」です。
脚には体の7割もの筋肉がついているので、鍛えることで高い効果を期待できます。
こちらは、正しいスクワット方法の動画ですので、一度ご覧になってみてください。
正しいスクワットのポイントを、言葉でご案内しますね。
【ポイント①】足を肩幅に開き、つま先は少し外側に向ける
【ポイント②】股関節を曲げてからゆっくりお尻を真下に落とす(※)
【ポイント③】ゆっくり膝が軽く曲がった位置まで戻す(※)
【ポイント④】スクワット中は呼吸を止めない
【ポイント⑤】無理のないペース・回数で行う
【ポイント⑥】毎日続けること
※【ポイント②】の補足ですが、手の位置は胸の前で交差し肩に軽くのせるか、肩の位置でまっすぐ前に伸ばすとバランスがとりやすくなります。
※【ポイント③】の補足ですが、椅子に座るイメージでお尻を真下に落としていき、太ももと床が平行になる位置で止めます。この時、背筋をピーンっと伸ばし膝がつま先より前に出ないように気をつけます。
スクワットを行うペースと回数はどれぐらいがイイのでしょうか?
おすすめのペース・回数は1日15回2セットほどです。
ただ、個人差がありますので、きついなら少なく、余裕なら多くと、あなたに合わせて調整してください。
そして、これが一番難しいのですが、最大の難関は毎日続けることです。
代謝が上がればダイエットにもつながりますので、スクワットを楽しく続けられるように、工夫してみてくださいね。
【30代の肌をきれいに保つ方法②】良質な睡眠を取る
30代の肌をきれいに保つ方法の2つ目は、良質な睡眠を取ることです。
睡眠中に成長ホルモンは分泌されているからです。
ではどの時間帯に活発に分泌されているのか?
それは、眠りに入ってからの3時間、特に深い眠りについた最初の90分間です。
このゴールデンタイムの睡眠の質を上げれば、多くの成長ホルモンが分泌され美肌を維持することができます。
それでは、睡眠の質を上げる4つのコツをご案内しますね。
【良質な睡眠のコツ①】自分に合った枕とパジャマを用意する
枕はしっかり頭部が支えられていて、両肩が布団につき楽に腹式呼吸できるものを選ぶことが大切です。
また、パジャマは締めつけのない自分の体にフィットしたゆったりめのものを選ぶとリラックスして眠れます。
【良質な睡眠のコツ②】入浴と軽いストレッチで血流をよくする
お風呂はぬるめのお湯にゆっくり浸かります。
ストレッチは入浴後から就寝30分前までに肩や股関節を軽くほぐすと、体温が少し上がり眠る時には体温が急激に下がり入眠効果を高めます。
【良質な睡眠のコツ③】就寝時は早めに明かりを消し、暗い部屋で眠る
照明を落として、暗くして寝るようにしましょう。
暗い状況が続くことで睡眠促進ホルモンのメラトニンの分泌が活発になり、自然と眠気が訪れます。
【良質な睡眠のコツ④】呼吸法を取り入れる
アメリカの医学博士が提唱した「4-7-8の呼吸法」というものがあります。
この方法を実践するとリラックス効果が高まりよく眠れるそうです。
手順は次の通りです。
【手順①】4秒かけて鼻から息を吸う
↓↓
【手順②】7秒間呼吸を止める
↓↓
【手順3】8秒かけて口から息を吐き出す
※①~③を3~5分程度繰り返す
寝つきが悪いときは、ぜひ試してみてくださいね。
その他、自分に合った快眠グッズを使うのも1つの方法ですよ。
【30代の肌をきれいに保つ方法③】面倒くさがらずにしっかり入浴する
30代の肌をきれいに保つ方法の最後は、入浴です。
忙しいことを言い訳に、毎日シャワーだけで済ませている方も多いのではないでしょうか?
入浴には、血行促進や肌の汚れ・老廃物が排出されることと副交感神経が優位に立つことで成長ホルモンの分泌を助けるという働きがあります。
ぜひ、入浴を習慣づけていただきたいのですが、間違った入浴法を実践してしまうと、肌の乾燥を招いたりしてしまいますので、注意が必要です。
ここでは、お風呂の医学研究者である早坂信哉教授が提唱する「健康と美容効果を高める入浴法」をご案内しますね。
【ポイント①】水分補給
入浴前にコップ1杯程度の緑茶を飲みます。カテンキンの吸収率が上がり、美肌効果をもたらします。
↓↓
【ポイント②】ふたをせずに湯船にお湯をはり、レモン汁をスプーン1杯分入れる
浴室を温めておき、ビタミンCが多く含まれているレモン汁またはアスコルビン酸入りの入浴剤をお湯に入れます。
その理由は、肌荒れの原因になる水道水に含まれている塩素を軽減するためです。
↓↓
【ポイント③】ぬるめの湯船に短時間浸かる
副交感神経が優位になりやすい40℃のぬるめの湯船に10分を目安に浸かります。
肩まで浸かる全身浴が理想です。
↓↓
【ポイント④】浴室内で体を拭く
浴室内でやさしく体の水分を拭き取り、できるだけ早くスキンケアをし乾燥を防ぎます。
この入浴法のその他のポイントとして、次のようなものがあります。
いろいろとご案内しました.
情報量が多いですが、実行するにあたっては、難しいことはありませんよね。
この入浴法の良いところは、慣れてくれば短時間で入浴を済ませることができるので、忙しい方にもおすすめできることです。
ぜひ、トライしてみてくださいね♪
まとめ
30代から肌をきれいにするための方法・予防法をご案内してきましたが、いかがでしたか?
今までのスキンケアと生活習慣をちょっと見直し、今日ご案内したことをプラスするだけで、肌の違いを実感してもらえると思います。
30代はまだまだ肌の曲がり角を少しターンし始めたところですので、今からエイジングケアを取り入れれば肌はキチンと反応してくれます。
40代、50代になっても美肌でいられるよう、今のうちから美しい肌のベース作りに取り組んでみてくださいね!