肌のくすみをとるには?4つの原因と改善法で理想の透明感をゲット♪
「最近、肌のくすみのせいで老けて見られるな。化粧ノリも最悪だし・・・」、「肌のくすみのせいで、どんよりした疲れ顔になっている・・・」と悩んでいませんか?
なんとか改善したいですよね。
実は、肌のくすみには4種類あり、解消するにはその原因に合わせたケアをする必要がある、ということをご存知でしょうか?
納得の無添加化粧品を作り続ける 「無添加工房 OKADA」のコラム「無添加コスメまめ知識」では、くすみの原因別の改善法を詳しくご案内しています。
透明感のある肌を取り戻したい!とお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
肌のくすみとは?くすみの症状から分かる自己診断!!
肌のくすみとは、うるおいを失った肌から透明感やツヤが消え、グレーがかったように肌色が暗くなる状態のことを指します。
ただ、ひとくちに「くすみ」といっても「血行不良タイプ」、「乾燥タイプ」、「日焼けタイプ」、「糖化・カルボニル化タイプ」の4種類あり、その解消をするには、その種類に合わせたケアをする必要があります。
なので、まずは、あなたの症状がどの種類のくすみに当てはまるのか?を知る必要があるということなんですね。
そこで、簡単にセルフチェックできる一覧表をご用意しましたので、まずは自己診断をなさってみてください。
■ 肌のくすみ自己診断表
症状 | 血行不良タイプ | 乾燥タイプ | 日焼けタイプ | 糖化・カルボニル化タイプ(黄ぐすみ) |
---|---|---|---|---|
顔色が青黒い | 夕方にかけて肌が暗くよんどんでくる | 肌が茶色や黒ずんで見える | 肌色が黄色っぽい | |
目の下に青いクマができている | 肌がカサつきざらついている | シミが目立つ | キメが粗い | |
顔を触ると冷たい | 肌にハリがなくシワっぽい | 肌がゴワゴワしている | 肌の弾力やハリがなくほうれい線が目立つ | |
メイクをしても顔色が暗い | 毛穴が目立つ | 夕方になると顔色が暗くなる | 唇がカサつく |
あなたの肌のくすみのタイプは、どれでしょうか?自己診断できましたか?
ここからは、それぞれのくすみの原因について詳しくご案内していきますね。
【肌のくすみの種類②】乾燥タイプ
【肌のくすみの種類③】日焼けタイプ
【肌のくすみの種類④】糖化・カルボニル化タイプ
※自己診断で、あなたのくすみの種類が分かったら、当てはまる種類をクリックしてみてください。いち早くその情報をご覧いただけます。
肌のくすみの種類とその原因を徹底解説!
肌のくすみをとるためには、原因をしっかり把握することが大事!
原因が分かれば、肌のくすみの根源を絶つことができるからです。
ここからは、「血行不良タイプ」、「乾燥タイプ」、「日焼けタイプ」、「糖化・カルボニル化タイプ」の4種類ある肌のくすみのタイプ別に、その原因と引き金になっている問題点についてご案内していきます。
【肌のくすみの種類①】血行不良タイプ
肌のくすみの種類の1つ目は、血行不良タイプです。
これは血行不良が原因です。
どういうことか?そのメカニズムをご案内しますね。
まず血液は、健康な肌を保つために、次のような2つの働きをしています。
【働き①】体の細胞に必要な栄養素と酸素を運び、老廃物や二酸化炭素を回収する
【働き②】体内で作られた熱を吸収し全身に放出することで体温調節をする
この2つの働きが血行不良により機能しなくなるとどうなるのか?
細胞が栄養不足になり老廃物が体内に蓄積することで、新陳代謝が低下してしまいます。
さらに、水分が体内にたまりやすくなるため、顔が冷えてしまうんですね。
すると、肌のターンオーバーが遅くなる上に、血流が滞るので、顔色が青黒くくすんでしまうんです。
これが、血行不良がくすみを作るメカニズムです。
それでは、血行不良はどうして起こるのでしょうか?
その原因は次の4つです。
【原因①】ストレス
【原因②】睡眠不足
【原因③】運動不足
【原因④】喫煙
ご自身の生活習慣を振り返ってみると、いくつか当てはまっている方も多いのではないでしょうか?
一度、これらの原因を解消するにはどうしたらいいのかを、考えてみてください。
なお、こちらでは、くすみの改善方法をご案内していますので、チェックしてみてくださいね♪
【肌のくすみの種類②】乾燥タイプ
肌のくすみの種類の2つ目は、乾燥タイプです。
これは乾燥が原因です。
どういうことか?そのメカニズムをご案内しますね。
まず、肌が乾燥することよって天然の保湿因子(NMF)が失われると、キメが粗くなり、皮膚表面に凹凸ができてしまいます。
そのため顔に影ができて、暗くくすんでしまうんですね。
これが、肌の乾燥がくすみを作るメカニズムです。
肌が乾燥する原因は6つあります。
【原因①】空気の乾燥
【原因②】紫外線
【原因③】睡眠不足
【原因④】ビタミン不足
【原因⑤】加齢
【原因⑥】ストレス
いずれの原因も、肌のバリア機能を低下させ、肌からうるおいを奪っていきます。
加齢などの変えられないものはどうしようもありませんが、それ以外の原因への対策方法については、一度、考えてみてくださいね。
こちらの「顔の乾燥がツライ!」皮むけ・赤みなどの乾燥の原因と11の対策!では、乾燥肌の対策方法をご案内していますので、ご覧になってみてください。
紫外線対策については、「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」に詳しく対策方法をご案内しています。
なお、こちらでは、くすみの改善方法をご案内していますので、チェックしてみてくださいね♪
【肌のくすみの種類③】日焼けタイプ
肌のくすみの種類の3つ目は、日焼けタイプです。
これは日焼けをすること(=紫外線対策をしないこと)が原因です。
どういうことか?そのメカニズムをご案内しますね。
まず、表皮の基底層にあるメラノサイトは、紫外線の強い刺激から肌を守るためメラニンを生成します。
紫外線によって日焼けをしてしまうほどのダメージを受けると、メラノサイトは、メラニンを過剰に生成します。
それに伴って、新しい表皮細胞を生み出したり、メラニンの排出をしたりする働きも乱れます。
その結果、肌の中に余計なメラニンが残ったままになり、肌がくすんでしまうんですね。
これが、日焼けがくすみを作るメカニズムです。
日焼けは本当に、百害有って一利なし。
シミケアで苦労されている方は身をもって実感していらっしゃると思いますが、紫外線による肌トラブルは改善に時間がかかります。
「なんだ、すぐ消せないのか・・・。」と落胆せずに、今日から紫外線対策について見直してみてください!
効果は必ず現れますよ♪
ノンケミカルなシミケア対策には
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紫外線対策については「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」に詳しく載っていますので、チェックしてみてくださいね。
こちらではくすみの4つの改善方法をご案内していますので、チェックしてみてください♪
【肌のくすみの種類④】糖化・カルボニル化タイプ(黄ぐすみ)
肌のくすみの種類の4つ目は、糖化・カルボニル化タイプです。
いわゆる黄ぐすみと呼ばれるくすみのことです。
これは、肌の糖化と肌のカルボニル化が原因です。
どういうことか?そのメカニズムをご案内しますね。
まず肌の糖化についてです。
肌の糖化とは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質が、摂取した糖と結合することで、コラーゲンの繊維が固くなり褐色化することです。
これらの糖化したたんぱく質は、AGEsという黄色みがかった黄褐色の物質になるため、肌が黄色く見えてしまうんですね。
これが、肌の糖化がくすみを作るメカニズムです。
次に、肌のカルボニル化についてです。
肌のカルボニル化とは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質と酸化した脂質の分解物が結合することによりできる、ALEというAGEsより黄色い物質によって肌が黄褐色化することです。
その結果、肌が黄色く見えてしまうんですね。
これが、肌のカルボニル化がくすみを作るメカニズムです。
・・・難しい言葉が出てきましたので、難しいと思われるかもしれませんね。
でも、その原因は普段の生活習慣の中に隠れているんですよ。
【原因①】糖質と脂質の過剰摂取
【原因②】紫外線
【原因③】喫煙
【原因④】睡眠不足
【原因⑤】運動不足
特にですね、糖質と脂質の過剰摂取には注意が必要です!
黄ぐすみをなくすには食生活の改善は必須ですので、スイーツや炭水化物、脂っこいものを控えバランスのよい食事をするように心がけてみてくださいね♪
また、何度もご案内していますが、紫外線対策については「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」に詳しく載っていますので、チェックしてみてください。
くすみの4つの改善方法については、こちらで詳しくご案内していますので、チェックしてみてくださいね♪
即効で確実に改善したい!肌のくすみをなくす4つの改善法!
4種類の肌のくすみの原因をご案内してきました。
ここからはその改善法についてご案内します!
早速ですが、肌のくすみをなくすには、次の4つの改善法があります。
【肌のくすみの改善法①】メイクと化粧下地でカバーする
【肌のくすみの改善法②】洗顔と基礎化粧品で肌のターンオーバーを促す
【肌のくすみの改善法③】半身浴&運動で血流を良くする
【肌のくすみの改善法④】リンパマッサージで老廃物を流す
これらはいずれも、4種類全ての肌のくすみに効果がある方法です♪
・・・なのですが、肌のくすみを、今スグ!なくすことはできないんですね。
というのは、ここまででご案内してきたように、くすみの原因は生活習慣ですし、肌のターンオーバーが乱れているので、改善するには相応の時間がかかってしまうんですよ。
とはいえ、できる限り早く何とかしたいですよね。
そこで、まずは見た目第一の即効性がある改善法をご案内しますね♪
【肌のくすみの改善法①】メイクと化粧下地でカバーする
肌のくすみをなくす改善法の1つ目は、メイクと化粧下地でカバーするというものです。
「これじゃ、抜本的な解決にならないのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
はい!その通りです!
なのですが、先ほどご案内したとおり、肌のくすみを改善するには時間がかかるんですね。
その間、何もしないでいれば、肌がくすんでしまったままで、ずっと気持ちはネガティブなままでいることになってしまいます。
なので、対処療法的に、メイクと化粧下地でカバーしてやりすごしていただく、ということです。
ここ役に立つのが、コントロールカラー!
コントロールカラーとは、肌の色を補正しファンデーションの発色をよくする下地アイテムのことで、くすみやクマなどの色に対する悩みに特化しています。
また、コントロールカラーを使用することでファンデーションの塗る量を最小限に抑えることができますので、化粧崩れの心配がありません。
そこでまずはコントロールカラーのくすみに合った選び方と使い方についてご案内しますね♪
【選び方①】血行不良によるくすみにはピンクで血色よく健康的に見せる
【選び方②】乾燥による肌のくすみには紫で血色よく透明感をだす
【選び方③】日焼けによるくすみにはブルーで透明感をだす
【選び方④】糖化とカルボニル化による肌のくすみには紫で澄んだ透明感をだす
コントロールカラーは、顔のパーツの悩みに合わせて違う色を使い分けるようにしてください。
ただ、押さえておいていただきたいのは、①一度に使用するのは2色までで、②色違いを重ねづけしないということ。
こうすることで、ナチュラルな仕上がりになります♪
それから、目の下のクマなどピンポイントで気になる部分には、オレンジで目立たなくさせることをオススメします。
さて、続いては、肌のくすみに適したコントロールカラーの正しい使い方の8つの手順をご案内します!
※コントロールカラーの使用量の目安はパール1粒くらいですが、使用する化粧品によって異なる場合もありますので、必ずパッケージで確認してください。
【手順①】化粧水や保湿クリームでスキンケアをする
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【手順②】日焼け止めを塗る
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【手順③】コントロールカラーを手の甲に伸ばしてから指先にとる
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【手順④】両頬・おでこ・鼻に少量ずつのせ、内側から外側にクルクルと均一に伸ばす
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【手順⑤】ピンポイントのくすみに合うコントロールカラーを手のひらに伸ばす
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【手順⑥】目の下、小鼻、口まわり、瞼それぞれのパーツごとにのせていく
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【手順⑦】指の腹でポンポンと軽く叩くように肌になじませる
※伸ばさない
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【手順⑧】最後にファンデーションで仕上げる
コントロールカラーは、隙なく全面に塗ってしまうと厚塗り感がでてしまいますので、気をつけてくださいね。
【肌のくすみの改善法②】洗顔と基礎化粧品で肌のターンオーバーを促す
肌のくすみをなくす改善法の2つ目は、洗顔と基礎化粧品で肌のターンオーバーを促すというものです。
肌のくすみには4種類ありましたが、肌のターンオーバーの遅れは、これら全てのくすみを重症化させてしまいます。
どういうことか?というと、古い角質が剥がれ落ちなければ、新しい肌細胞は生成されないからなんですね。
そこでポイントになってくるのが、角質ケアと保湿!
まずは古い角質を取り除き、基礎化粧品の成分がきっちりと肌にいきわたるように、土台を改善します。
次に、保湿を徹底して肌の水分量を上げることで、乱れたターンオーバーを正常化します。
この一連の流れが自然にできるようになると、肌のくすみとサヨナラできる時がやってきますよ。
それでは、ここからは、オススメの角質ケアと保湿ケアについてご案内しますね。
くすみ改善にオススメ!洗顔による角質ケア
「角質ケア」というと、「ピーリングかな?」と思うかもしれませんね。
ですが、ピーリングは、角質を溶かしすぎて乾燥肌を招いてしまうリスクがあるんです。
ですので、ここでは、より安全に角質ケアできる洗顔方法をご案内しますね。
角質ケアに効果的な洗顔方法は、蒸しタオル洗顔です。
洗顔をする前に蒸しタオルで肌を温めることで、蓄積した古い角質を洗い落としやすくすることができます。
その手順は次の通りです。
【手順①】クレンジングをしてメイクや皮脂汚れを落とす
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【手順②】フェイスタオルを適温にする
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【手順③】適温になった蒸しタオルを、2~3分顔に置く
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【手順④】パック後にいつもよりやさしく石けん洗顔をする
ここで、手順②の「フェイスタオルを適温にする」について、補足をしますね。
まずはフェイスタオルを水で濡らして絞り、ジップロックに入れて、500Wの電子レンジで30秒~1分ほど温めてください。
電子レンジから取り出したら、腕の内側を使って、「やや熱い」くらいになるまで手で叩いてください。
それから、手順③の「蒸しタオルを2~3分顔に置く」についても補足しますね。
蒸しタオルをそのまま顔に置くと、呼吸ができなくなってしまいます。
ですので、鼻呼吸できるように、口と顎の部分にタオルの中央を合わせ、左右の長い部分を斜めに頬と額が隠れるように、それぞれ折ってみてください。
そうすると顔全体がしっかりカバーできますよ。
さて、この蒸しタオル洗顔を行う目安は、どれぐらいなのでしょうか?
この洗顔をすると、必要な皮脂まで落とし、肌のバリア機能を低下させてしまう可能性があります。
ですので、毎日はせず、週1回を目安に取り入れてみてくださいね。
また、洗顔石けんとして使うのは、どんなものか?というと、ピーリングのような強い作用のある洗顔せっけんではなく、肌に優しい成分だけで作られた石鹸です。
ターンオーバーが乱れているということは、肌が健康ではない状態ですので、敏感肌でも赤ちゃんでも使えるような、ノンケミカルの石けんを選ぶ必要があります。
こちらは、コールドプロセス製法で作られたオリーブオイル100%の洗顔石鹸です。540円で試せますので、チェックしてみてくださいね。
くすみ改善にオススメ!コットンパックによる保湿ケア
続いて、保湿についてご案内しますね。
肌にうるおいを与えるためにオススメしたいのが、コットンパックによる保湿です。
コットンパックをスキンケアに取り入れると、角質層が潤い乾燥を防ぐだけでなく、肌に透明感がでてきますので、くすみにとても効果的なんですよ。
【手順①】洗顔後すぐ顔全体に化粧水をつける
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【手順②】コットンに精製水(または水道水)をヒタヒタになるまで湿らせ軽く絞る
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【手順③】水を湿らしたコットンに化粧水をたっぷり含ませる
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【手順④】化粧水をしっかり含んだコットンを5枚に裂き、1枚ずつ両手で両端を持つ
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【手順⑤】顔の中心から引っ張るように外側へ向け、両頬・おでこ・鼻・顎にやさしく密着させて貼る
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【手順⑥】2~3分経ったらパックをはがす
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【手順⑦】水分が蒸発しないように美容クリームでフタをする
コットンパックによる保湿ケアは、毎日行うのが理想的です。
ですが、「毎日はちょっと面倒」ですよね。
そんな場合は、週に1~2回のペースで大丈夫です。
また、保水&保湿力が高いトレハロース、保水成分であるアミノ酸や乳酸Naが配合された安全性の高いやさしい化粧水を使うと、肌のうるおいをキープしやすくなります。
肌がくすんでいるときのような、弱っている肌には、肌にとにかく刺激が少ない、無添加でノンケミカルの優しい化粧水を与えてあげてください。
こちらは、トレハロースをはじめとした植物性成分100%の肌に優しい化粧水です。540円で試せますので、くすみが気になる場合はチェックしてみてくださいね。
【肌のくすみの改善法③】半身浴&運動で血流を良くする
肌のくすみをなくす改善法の3つ目は、半身浴&運動で血流を良くするというものです。
体を温めて血流を良くすれば、肌に必要な栄養素が行き渡り、同時に老廃物が排出されますので、くすみのない健康的な肌を手に入れることができます。
さらに、今回オススメする半身浴と運動にはリラックス効果がありますので、肌のくすみの原因の1つでもあるストレス解消にピッタリ♪
さらにさらに、適度な運動は糖化の防止にもなります!
これだけの効果が得られるなら、やるしかないですよね?
くすみ解消にオススメ!血行を良くする半身浴の手順
半身浴はデトックス効果があり、良質な睡眠をとる手助けもしてくれますので、肌のくすみにはとても有効なんですよ。
ここでは、半身浴の手順についてご案内しますね。
【手順①】入浴前に常温の水をコップ1杯飲む
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【手順②】ふたをせずに38~40℃のお湯を湯船にはる
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【手順③】湯船に浸かる前に、みぞおちから足先までかけ湯する
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【手順④】みぞおちの高さまで湯船に浸かり、20分ほど半身浴する
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【手順⑤】冷えないよう肩に乾いたタオルをかける
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【手順⑥】入浴しながらコップ1杯の常温の水を飲む
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【手順⑦】入浴後、常温の水をコップ1杯飲む
手順②で、「ふたをせずに湯をはる」理由は、浴室内を温めるためです。
常温での水分補給を、入浴前・中・後の3回することを忘れないようにしてくださいね。
半身浴することで、女性の悩みである冷え性や足のむくみも同時に改善できますよ♪
くすみ解消にオススメ!血行を良くする運動のポイント
続いては、運動についてご案内しますね。
運動というと、ランニングをしたり、器具を使ったり、結構ハードなものをイメージしていませんか?
肌のくすみを解消するための運動では、激しいものでなくて大丈夫です。
また、「忙しくて運動する時間が取れない」という人が多いと思いますが、日常生活のちょっとした隙間時間に運動するだけで大丈夫です。
オススメしたいのは1日20分くらいのウォーキング。
1駅歩くとか、買い物に行くのに遠回りするとか、細切れの時間でも効果はあります。
ですので「まとまった時間を作らないと・・・。」と頑張って取り組まなくてOKです。
ストレスを感じないように、やれる範囲、できる範囲内で動くようにしてみてくださいね。
【肌のくすみの改善法④】リンパマッサージで老廃物を流す
肌のくすみをなくす改善法の4つ目は、リンパマッサージで老廃物を流すというものです。
リンパの流れを良くすることは、血流をよくすることと同じくらい大切です。
というのは、リンパには体内の老廃物や疲労物質、余分な水分を回収・運搬し排出する働きがあるからです。
リンパが滞ると、体内に老廃物が溜まる上に血行不良まで引き起こしまい、その結果、肌がくすんでしまうんですね。
そうと分かれば、リンパの流れを良くするためにできることは何なのか?と気になりますよね。
オススメしたいのは、鎖骨のリンパマッサージです!
なんと、鎖骨のリンパを流すだけで全身のリンパの流れもよくできるんですよ。
手順をご案内しますね♪
【手順①】指の腹をつかい軽い圧力で鎖骨の下のラインを50回押す
↓↓
【手順②】鎖骨の下のラインを中央のくぼみから外側へ手のひらでやさしく10回さする
↓↓
【手順③】指の腹をつかい首の付け根から鎖骨の上のくぼみまで10回さする
↓↓
【手順④】老廃物を流すイメージで鎖骨の上のラインを内側から外側へとさする
※注意)体調が悪いときはやらないようにしてください。
リンパマッサージは、毎日1~2回ほど時間がある時に行うことで、リフレッシュ効果も得られます。
ポイントは、軽い力でやさしく行うこと。
強く擦することは、肌の黒ずみの原因ですので、指の腹で、丁寧にゆっくり行ってくださいね。
「どうしても強く擦ってしまう」という人は、マッサージしやすいように保湿クリームを使うのもオススメですよ♪
以上が、肌のくすみをなくす方法、改善方法です!
今すぐ取り組めるSTEPにチャレンジしてみてくださいね♪
【肌のくすみの改善法①】メイクと化粧下地でカバーする
【肌のくすみの改善法②】洗顔と基礎化粧品で肌のターンオーバーを促す
【肌のくすみの改善法③】半身浴&運動で血流を良くする
【肌のくすみの改善法④】リンパマッサージで老廃物を流す
これまでは、肌のくすみをなくすための方法をご案内してきました。
ここからは、肌がくすまないようにするための予防方法をご案内しますね。
【おすすめ度順】肌のくすみを予防する3つの方法!
肌のくすみを予防するには次の3つの方法があります。
効果の持続性 | 費用 | 手間 | おすすめ度 | |
---|---|---|---|---|
紫外線対策を行う | ||||
食事に気をつける | ||||
睡眠の質を上げる |
※気になる予防法がありましたら、クリックしてみてください。スグに情報を確認していただけます。
それぞれ詳しくご案内します。
【予防法①】紫外線対策を徹底する
効果の持続性 | 費用 | 手間 | おすすめ度 | |
---|---|---|---|---|
紫外線対策を行う |
肌のくすみを予防する方法の1つ目は、紫外線対策を徹底するというものです。
ここで一度、紫外線が肌のくすみに与える悪影響をまとめてみますね。
【悪影響①】メラニンの量が増える
表皮の基底層にあるメラノサイトが紫外線の影響により活発化し、表皮細胞であるケラチノサイトに送るメラニンの量が増えます。
【悪影響②】ターンオーバーが乱れる
新しい肌細胞を生成する基底層の働きが紫外線の影響により低下することで、肌のターンオーバーのサイクルが乱れ遅くなります。
【悪影響③】肌の糖化が促進される
真皮層が紫外線の影響をうけ活性酸素が発生すると、脂質を酸化させるためカルボニル化が生じるとともに、体が酸化することで糖化が促進されます。
むぅ、・・・読むだけでも恐ろしいことがわかりますね。
今すぐ体内に蓄積していく紫外線の影響を止めないと、改善→くすみ発生→改善→くすみ発生→・・・というエンドレスになってしまいます。
ですので、紫外線対策は、1つの妥協も許さずに徹底的に行ってください!
紫外線対策の方法については、こちらの「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」に詳しく記載しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
【予防法②】糖化を意識した食べ物と食べ合わせを考える
効果の持続性 | 費用 | 手間 | おすすめ度 | |
---|---|---|---|---|
食事に気をつける |
肌のくすみを予防する方法の2つ目は、糖化を意識した「食べ物」と「食べ合わせ」を考えるというものです。
糖化を意識する理由は、糖化によって体内に発生するAGEsを少なくするためです。
AGEsは、黄ぐすみの原因物質で、糖化によって体内に発生するのですが、次の要因で、体内で大量に発生してしまいます。
【要因①】食べ物からの摂取
【要因②】血糖値の上昇
AGEsが厄介なのは、一度発生してしまうと、なかなか排出されずに、どんどんと蓄積されてしまうことです。
対策は、いかに体内でAGEsを作らせないようにするか?です。
そこで抗AGE成分を含む食べ物をまとめてみました!
栄養素 | 効能 | おすすめ食材 |
---|---|---|
ビタミンB1、B6 | 抗糖化作用 | きのこ類、ナッツ類、豚肉、まぐろ、にんにく |
クエン酸 | 食品に含まれるAGEを減らす働き | レモン、いちご、キウイ、梅干し |
カルノシン | 活性酸素を取り除く抗酸化作用 | 鶏むね肉 |
サポニン | 活性酸素を取り除く抗酸化作用 | 大豆、ごぼう |
αリポ酸 | 抗酸化作用と糖の代謝を助ける働き | ほうれん草、トマト、ブロッコリー |
レスベラトロール | 抗糖化作用と抗酸化作用 | 赤ワイン、アーモンド、リンゴンベリー |
カテキン | AGEの吸収を阻害する働き | 緑茶、煎茶、番茶、ほうじ茶 |
ビタミンB1とB6は、どちらかを摂取すればいい!ということではなく、両方摂取することで、初めて抗糖化の働きをします。
これは実は重要な点ですので、覚えておいてくださいね。
それから、血糖値を上げないためには、食べ合わせがとても重要!
ですので、その5つのポイントをご案内しますね。
【ポイント①】朝食で牛乳を飲む
【ポイント②】糖の吸収をゆるやかにする食物繊維を食べる
【ポイント③】パンやパスタなどの炭水化物を食べる時はオリーブオイルを摂取する
【ポイント④】GI値を低くする酢の物など酢を食事に取り入れる
【ポイント⑤】揚げ物などのメイン料理にレモンやライムを取り入れる
これらのポイントを意識するだけで、食べ物に含まれるAGEsの量を減らしたり、糖化を防いだりすることがでできますので、ぜひ実践してくださいね♪
【予防法③】睡眠の質を上げる
効果の持続性 | 費用 | 手間 | おすすめ度 | |
---|---|---|---|---|
睡眠の質を上げる |
肌のくすみを予防する方法の3つ目は、睡眠の質を上げるというものです。
なぜ睡眠が肌のくすみの予防にとって大切なのか?
その理由は、睡眠の質が低いと、成長ホルモンの分泌量が少なくなるからです。
どういうことかというと、まず、成長ホルモンには、脂肪を分解する働きがあるのですが、睡眠の質が低く睡眠不足になってしまうとその分泌量が少なくなります。
すると、脂肪は分解されずに、血中に脂肪が蓄積されてしまうのですが、その結果、血の巡りが悪くなってしまいます。
そうなると、血行不良や肌のターンオーバーの遅れ、肩コリを招き、肌のくすみができてしまうんですね。
では、この成長ホルモンの分泌量を増やすにはどうすればいいのか?というと、深い眠りに入った最初の3時間に質のいい睡眠をすることです。
この3時間が、成長ホルモンが多く分泌されるゴールデンタイムなんですよ。
では、睡眠の質を上げるにはどうしたらいいか?ですが、それには次のような5つのコツがあります。
【コツ①】朝日を浴びたらなるべくすぐ朝食をとり、体内時計をリセットする
【コツ②】睡眠物質のメラトニンの分泌に効果のあるバナナや大豆、卵を摂取する
【コツ③】体温の上げ下げに効果のある唐辛子を夕食に取り入れる
【コツ④】自分の体に合うオーダーメイド枕を使う
【コツ⑤】睡眠時、靴下の重ね履きをしない
簡単に取り入れられるものもありますので、ぜひ試してみてくださいね!
また、こちらの「実はシンプル!40代の肌をきれいにする方法は基本のスキンケアを見直すだけ!」のページにも睡眠の質を上げる方法について詳しく掲載していますので、合わせてチェックしてみてください。
以上が、肌のくすみを予防する方法です!
今すぐ取り組める予防法にチャレンジしてみてくださいね♪
【予防法①】紫外線対策を徹底する
【予防法②】糖化を意識した食べ物と食べ合わせを考える
【予防法③】睡眠の質を上げる
深刻化する前にとる!アラフォー世代の肌のくすみQ&A!
アラフォーになると、20代後半や30代前半に比べて肌のくすみの深刻度が増してきますよね。
同時にセルフケアの限界が見えてくる・・・なんてことも!
そこでですね。アラフォーの肌のくすみについてよく検索されている3つの疑問点について、それぞれの回答をご案内します。
Q.肌のくすみに加齢は関係する?
残念ながら、答えはYESです。
肌のくすみは、「最初に出てくる肌老化の兆候の1つ」です。
アラフォーから肌の黄色みが増してくるのは、メラニンの量が増えムラが目立つようになるからです。
さらに皮膚の再生力が10年ごとに約7%減少するため、年齢を重ねるごとにくすみやすくなります。
Q.セルフケアで肌のくすみを改善できる?なくせる?
答えはYESです。
ですが、若い世代と比べて、改善するのにある程度の時間がかかります。
なぜなら、メラニンやAGEsの蓄積量が多く、体の代謝が落ちているためです。
できてしまったらここでご案内した改善方法を、予防したいなら予防方法を実践してみてくださいね。
肌のくすみをなくすことを諦める必要はありません。
Q.肌のくすみは皮膚科に頼るべき?
肌のくすみの改善法を試しても、全くなくなる兆しがない場合は、YESです。
美容皮膚科では、肌質や体質に合った適切な治療が受けられるため、肌のくすみとともに他のエイジングサインの症状も改善することができます。
ただし、肌のくすみをなくすには生活習慣が大きく関わってきますので、セルフケアやくすみの予防方法も同時に行うようにしてくださいね。
まとめ
肌のくすみの4種類と、4つの改善法、それから予防法についてご案内してきました。
今回、肌のくすみの改善法をしっかり把握したことで、今まで「顔全体の問題だからセルフケアでは何とかならなさそうだな・・・。」と諦めモードだったのが、「ちょっと努力してみよう!」に変わったのなら幸いです。
肌のくすみのことを少し気にかけながら普段の生活を送るだけで、改善の兆しは見てきます!
まずは今回ご案内したセルフケアをベースに、無理のない範囲で試してみてくださいね。
ただ、ストレスになるほど頑張るのは禁物ですよ~♪