毎日、日焼け止めをするべき2つの理由とおすすめのアイテムを紹介
「日焼け止めは毎日塗った方がいいの?夏だけで大丈夫?」「もし毎日塗らないといけないなら、どんな日焼け止めがいいの?」と考えていませんか?
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
結論から言えば「日焼け止めは毎日、塗るべき」です。
毎日使うなら肌に優しい「本物のノンケミカルの日焼け止めがおすすめ」です。
むてん子ちゃん
え、毎日なの??
ちょっと、面倒かも。。。
そんな方のために、今回の無添加コスメまめ知識では次のことをご案内していきます。
- 毎日、日焼け止めを塗るべき理由
- 毎日塗るのにおすすめの日焼け止めの条件とは?
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
ぜひご一読いただき、毎日の紫外線からあなたの肌を守りましょう。
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
一年中、毎日、日焼け止めを塗るべき2つの理由とは?
一般的に、日焼け止めは夏などの日が強い時期に塗るイメージがありますよね。
ですが、この2つの理由があるため、日焼け止めは毎日塗った方が良いです。
それぞれご案内していきますね。
理由①:紫外線は1年中降り注いでいるから
対策した方が良いレベルの紫外線は、夏だけでなく1年を通して毎日降り注いでいます。
むてん子ちゃん
え、ホントに?
実際、データがあるのでご覧いただきますね。
こちらは気象庁が公開している茨城県つくば市の2019年の「日最大UVインデックス」というデータです。
引用元:気象庁
2月~11月はほぼ毎日、中程度以上の紫外線が観測されていることが分かります。
中程度以上の紫外線には、次のように環境省の「紫外線環境保健マニュアル 2015」で日焼け対策が推奨されています。
12月と1月は全体的には弱いです。ですが、日によっては実は中程度の紫外線が観測される日があります。
つまり、1月~12月の一年中、対策が推奨されるレベルの紫外線が観測されているわけですから、毎日、日焼け止めが必要ということなんですね。
むてん子ちゃん
冬とかも対策必要なぐらいの紫外線が降り注いでるんだね!
びっくり!
理由②:地面で反射する紫外線を防げるから
紫外線は上から降り注ぐだけでなく、地面からも反射して肌に当たります。
地面からの紫外線の反射率は、地面の種類によって次のように異なります。
新雪が降った晴れた日のスキー場は、反射率が80%ですから、日焼けが免れないですね。
地面で反射する紫外線は日傘や帽子では防げないので、日焼け止めを塗る必要があります。
むてん子ちゃん
観測データや地面からの反射を考えると、確かに毎日塗った方が良いんだろうな・・・。
毎日塗るなら、やはり肌に優しい日焼け止めがおすすめです。
毎日、日焼け止めを塗らない場合の2つのデメリット
毎日の紫外線対策をしないとこのような2つのデメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう!
デメリット①:シミやシワができる可能性が高くなる
紫外線によるダメージを受けると、皮膚はゴワゴワと厚くなり、ハリが失われ、色が濃くなっていきます。
シミ、シワなどは見た目に分かりやすい分、特に女性は気になりますよね。
さらに気を付けたいのは、紫外線による肌へのダメージは通常の加齢による皮膚の老化に上乗せする形で起こることです。
引用元:日本皮膚科学会
むてん子ちゃん
「紫外線のダメージ」+「加齢」でシミやシワがきつくなるってことね!
やっぱり毎日きちんと日焼け止めを塗らないと、ですね!
既にシミがあって、「何とかしたい!」とお考えの方は、詳しい方法を「顔のシミを自分で取る4つの方法!」でご案内していますので、ご覧になってみてください。
デメリット②:皮膚や眼への健康被害を受ける可能性が高くなる
紫外線は浴び続けることで、日焼け、免疫機能低下などの急性のものから、皮膚ガン、白内障などの慢性の健康被害を受ける可能性が高くなります。
紫外線の慢性障害の一つの白内障は進行すると失明に繋がりますし、皮膚ガンは、転移すると死に至る場合があります。
引用元:環境省:紫外線対策マニュアル
むてん子ちゃん
結構深刻で怖いわね!
毎日、対策をしないとマズイわね。。
紫外線は毎日浴びるものなので、日焼け止め以外の紫外線対策も合わせて取り組んでみてください。
具体的には「帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」でご案内していますので、チェックしてみてくださいね。
毎日の日焼け止めは肌に優しいものを!その4つの条件とは?
- ノンケミカル
- 肌に優しい天然成分が入っている
- SPF値が20前後、PA値が++
- 本当に石鹸で簡単に落とせる
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
予防のために毎日塗るべき日焼け止めは、このような条件のものを選ぶのがポイントです。
まず、「ノンケミカル」とは、化学的な成分を一切含まないということです。
むてん子ちゃん
最近、よく見かけるよね!
つい手に取っちゃう
・・・という人も多いと思いますが、実際には「ノンケミカル」と表記されていても化学的な成分(ケミカル)を使っている場合がほとんどです。
ですので、次のような植物由来のエキスや食品にも使われている成分だけで作られたものを探すようにしてみてください。
それから、SPF値が20前後、PA値が++だと「数字的に物足りないのでは?」と思われるかもしれませんが、日常生活の紫外線防止としては十分です。
また、洗い残しによる肌トラブルを防ぐために石鹸で簡単に落とせることも大事です。
むてん子ちゃん
ノンケミカルの表記には落とし穴もあるんだね。
成分とかもチェックしてみよっ!
ノンケミカルについてより詳しく知りたい方はこちらの「ノンケミカルとは?」ご覧になってみてください。
間違えることなく、ノンケミカルの日焼け止めを選べるよう位なりますよ。
それから、肌に優しい日焼け止めをお求めの方は、こちらの「肌に優しい日焼け止めの6つの基準」をご覧になってみてください。
肌に優しいとはどういうことなのかが、明確にご理解いただけます。
毎日使わない方が良い日焼け止め「3つの条件」とは?
- SPF値が40以上、PA値が+++以上
- 肌に刺激になる成分が入っている
- 自分の肌に合わない成分が入っている
毎日使わない方が良い日焼け止めの条件は3つあります。
SPF値が30以上、PA値が+++以上の日焼け止めには、紫外線吸収剤(ケミカル)などの肌に負担となる成分が多く配合されています。
最近では、SPF50・PA+++などの強めの日焼け止めが置いてあります。
ですが、このような数字は必要ないですし、肌に負担があるので、炎天下でのスポーツや海水浴などの時などと、必要な時だけにしましょう。
また、シリコーン、合成ポリマーなどのいわゆるケミカル成分は、肌に刺激になる可能性が高いので注意が必要です。
むてん子ちゃん
毎日使いにちょうど良いSPF値、PA値があるんだね!
成分表もきちんと確認して肌トラブルにならないよう気を付けよっ!
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
「化粧品成分オンライン」などで学びつつ、成分表をチェックする癖をつけるといいですよ。
一年中、毎日、日焼け止めを塗ることについてのQ&A
ここからは毎日、日焼け止めを塗ることについてよくある質問をまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
SPF50の日焼け止めを毎日塗ると肌に負担があるの?
A.はい、SPF50の日焼け止めを毎日塗ると肌に負担になります。
SPA50は非常に高い日焼け止め効果を示す数値ですが、その分、肌に刺激となる成分が多く含まれているからです。
シーンに合わせた日焼け止めのSPF値・PA値についてはこちらの日本化粧品工業連合会のデータが参考になります。
引用元:日本化粧品工業連合会
SPA50の日焼け止めは炎天下の時にのみ使用し、日常生活ではSPA20程度のものを使うようにしてみてください。
それだけで、十分な日焼け止め効果が得られます。
Q.冬でも毎日塗らないといけないの?
A.冬でも注意の必要な量の紫外線が降り注いでいるので、毎日塗るべきです。
先ほどご案内した気象庁のデータから、冬でも日焼け対策を推奨されるレベルの紫外線が降り注いでいることが分っています。
また、紫外線は時間帯によって降り注ぐ量が異なることも分かっていますので、肌への負担を考えて、利用してくださいね。
紫外線の時間帯について、より詳しくはこちらの「紫外線が強い時間帯は?」でご確認いただけます。
Q.毎日塗ったら肌に負担にならない?
A.ケミカル成分の含まれた日焼け止めを毎日塗ることは負担になります。
ケミカル成分を避け、肌に優しい成分だけでできたノンケミカルの日焼け止めを使うことが大切です。
ひとことで「肌に優しい」といっても、基準は6つあります。
今後の肌を考えて、「日焼け止めをはじめとした肌に優しいスキンケア」を選んでおきたい方は多いです。
肌に優しい日焼け止めについては、こちらの「肌に優しい日焼け止めとは」でご案内していますので、チェックしてみてください。
Q.美白の為には日焼け止めは毎日すべき?
A.はい、美白のためには、毎日塗るべきです。
そもそもですが、「美白」とは、紫外線による肌の色調変化を予防することを指します。
紫外線は年中、毎日降り注いでいます。
美白になりたい方は、まずは日焼け止めを効果的に使うことが大事です。
具体的な方法は「日焼け止めを使えば肌は白くなる?=色白になる?」でご案内していますので、チェックしてみてくださいね。
Q.高校生が毎日日焼け止めを使うならどんなのがイイ?
A.通学や部活で紫外線を浴びる人は、4つの条件でご案内したように、①ノンケミカル、②SPF20・PA++、③肌に優しい成分が入っている、④石鹸で簡単に落とせる、というものがおすすめです。
ですが、炎天下で部活をしたり、夏にプールや海に行く時はSPF40以上・PA+++以上のものを一時的に使用すると良いと思います。
生活スタイルや状況に合わせて選びましょう。
Q.男性が毎日、日焼け止めを使うならどんなのがイイ?
A.日焼け止めを選ぶ基準に性別による差はありません。
4つの条件でご案内したような肌に優しい日焼け止めを使うようにしてみてください。
Q.日焼け止め機能のある下地やファンデでは代わりにならない?
A.日焼け止め機能のある下地、ファンデーションでも代わりになります。
但し、肌への負担は大きくなります。
Q.プチプラで安心して毎日つけられるような日焼け止めってある?
A.残念ながら、プチプラで毎日つけても安心な日焼け止めは見たことがありません。
どうしても安い原材料を使わざるを得ないからです。安い原材料はほとんどの場合ケミカルの成分です。
Q.敏感肌だけど日焼けしたくない。どんな日焼け止めがイイ?
A.敏感肌の人には、4つの条件でご案内した日焼け止めを使うことをおすすめします。
もちろんそれでも、自分に合わない成分が入っているのはNGですので、成分表の確認も忘れずにしてみてくださいね。
合わせて「肌への刺激が心配される成分のメリット・デメリット」もご覧になってみてくださいね。
まとめ
- 日焼け止めは毎日塗るべき!
- 肌に優しい成分でできた日焼け止めを使う!
今回は、「毎日、日焼け止めを塗らなきゃいけないの?」「もしそうならどんなのがいいの?」という疑問についてご案内してきました。
私たちの生活に毎日関係してくる紫外線。しっかり予防して健康で綺麗な肌を目指しましょう!