美容とダイエット以外にも!オリーブオイルの効果・効能を徹底解説!
「オリーブオイルって美容とかダイエットとかに、効果・効能があるって聞いたけど、ホント?」、「他にはどんな効果・効能があるの?」とお考えではありませんか?
オリーブの実から採れるオリーブオイルには様々な効果・効能があります。このページでは、オリーブオイルの効果・効能を【美容編】と【健康編】に分けてご案内しています。
効果や効能を最大にするためには、オリーブオイルの「選び方」や「摂り方」も大事ですので、合わせてご案内ししております。
ぜひ、ご一読ください。
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
オリーブオイルの美容に役立つ5つの効果・効能
それでは、オリーブオイルの効果的な使い方をご紹介しましょう。
まずは女性なら特に気になる美容への効果・効能です。便秘、ダイエット、スキンケア、ヘアケアなどに、オリーブオイルは効果的です。
【オリーブオイルの美容に関する効果・効能①】便秘の対策になる
オリーブオイルにはデトックス効果の強い成分が多く含まれているため、便秘がちな人におすすめです。
便秘は食生活の乱れで便が硬くなったり、腸の働きが悪くなることで起こります。
オリーブオイルは腸で吸収されにくい油のため、腸の内容物とよくなじみ、便を柔らかくする効果があります。
また、油分なので便通の滑りを良くする効果・効能もあります。
さらに、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸には腸の働きを活発にする成分が含まれているため、便秘対策としては非常に強力な手段になるでしょう。
便秘対策としてオリーブオイルを摂取する場合におすすめなのは、朝食前の摂取です。
朝は1日の中でも腸が活発になりやすい時間です。
食事前にスプーン1杯、生食に向いたエキストラバージンオリーブオイルで、腸に刺激を与えましょう。
【オリーブオイルの美容に関する効果・効能②】ダイエットに役立つ
オリーブオイルのデトックス効果はダイエットにも役立ちます。
まず便通が良くなることで体の老廃物が排出されるので、それだけでもかなりのダイエット効果が期待できます。
また、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸には、肥満の原因となる血液中の悪玉コレステロールを減少させる効果・効能があります。
さらに中性脂肪をつきにくくする効果もあるので、食事の際は中性脂肪の原因となる他の油とオリーブオイルを置き換えると、より効果が高まります。
ダイエットのためのオリーブオイルの摂取は、便秘対策と同じく「食事の前にスプーン1杯」がおすすめです。
食事の前に上質な油脂を胃に入れておくことで満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎを防ぐことができます。
【オリーブオイルの美容に関する効果・効能③】スキンケアに使える
体の内側からのケアだけでなく、外からのケアにもオリーブオイルは有効です。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、人の皮脂に近い保湿成分を持っているため、乾燥対策に非常に高い効果を発揮します。
そのほかにも、ビタミン群、スクワラン、ポリフェノールなど肌に優しい成分が含まれているため、肌が弱い人でも使えるケア用品になるのです。
特にオリーブに含まれるスクワランは、動物性のスクワランと違って刺激が少ないため、人気の成分です。
スクワランについては、「スクワランの5つの効果・効能」を、オリーブスクワランについては、「オリーブスクワランの9つの効果・効能」をご覧になってください。
オリーブオイルの美容効果に興味を持たれたあなたに、お役立ていただきたい情報です。
オリーブオイルのスキンケア効果は高く、万能選手です。
具体的には、
・マッサージオイルの代わりに
・化粧水に1滴混ぜて
・乳液やクリームの代わりに
というように、普段スキンケアのために使っている化粧品との置き換えができます。
ただ1点、注意していただきたいことがあります。
それは、
です。
食用オリーブオイルがボディケアに適さない理由は、食用のオリーブオイルには精製されていないバージンオイルが含まれているので、食用には問題がなくても肌に刺激を与えてしまう場合があるからです。
体にオリーブオイルを使う場合は、化粧品用に濾過・精製されたものを選びましょう。
オリーブオイルの石鹸の中には、100%オリーブオイルで、コールドプロセス製法という特殊な製法で作られたものがあります。
このオリーブオイル100%の石鹸には、オリーブオイルで得られる美容効果をしっかりと閉じ込められており、人気がとても高いです。
オリーブオイルの石鹸については、こちらの「オリーブオイルの石鹸が人気の理由と選び方」で詳しくご案内しています。
合わせて、「コールドプロセス製法」についても知っておくと、大切な肌に使う価値のある石鹸選びに迷わなくなります。
【オリーブオイルの美容に関する効果・効能④】ヘアケアに使える
髪を洗ったあと、傷みやすい毛先に数滴なじませてからドライヤーをかけると、洗い流さないタイプのヘアトリートメントと同様の効果があります。
頭皮が乾燥しやすい人は、シャンプー前の頭皮マッサージにも良いでしょう。
オリーブオイルが硬くなった毛穴を柔らかくし、毛穴に詰まった皮脂汚れを落ちやすくしてくれます。この効能を取り入れない手はありません。
【オリーブオイルの美容に関する効果・効能⑤】白髪の予防
オリーブオイルでの頭皮マッサージには白髪を予防する効果もあります。
というのも白髪の原因である「活性酸素」の働きを妨げる「ビタミンE」と「ビタミンC」が含まれているからです。白髪が気になり始める年齢の人はぜひ試してみてください。
オリーブオイルの健康に役立つ2つの効果・効能
オリーブオイルの効果・効能は美容だけではありません。
強い抗酸化作用をはじめ、さまざまな健康効果が医学的にも証明されてきています。
生活習慣病の改善、病気の予防に役立ちます。
【オリーブオイルの健康に関する効果・効能①】生活習慣病の改善
生活習慣病の三大疾患である「がん」、「心疾患」、「脳血管疾患」は、細胞の老化や血流が妨げられることが主な原因です。
細胞の老化には体内の脂肪酸の酸化が、血流の妨げには悪玉コレステロールや中性脂肪が関わっています。
先ほどオリーブオイルの成分についてお伝えした通り、主成分のオレイン酸は抗酸化作用が非常に強く、細胞の老化を防いでくれる成分です。
また、血管が詰まる原因の悪玉コレステロールを減らしたり、ドロドロ血液の原因である中性脂肪を防ぐ効能もあります。
このような効能は、既に増えてしまった悪玉コレステロールやドロドロ血液にも有効なため、健康診断などで指摘を受けたその日から、食事に使う油をオリーブオイルに置き換えていくと良いでしょう。
また、三大疾患以外にも「高血圧」や「高脂血症」といった血液と血管が関わる病気には、オリーブオイルの健康効果がとても有効です。
【オリーブオイルの健康に関する効果・効能②】病気の予防
オリーブオイルには、既にかかってしまった病気だけでなく、病気を予防する効果があることも解明されてきています。
特にオリーブオイルに含まれているポリフェノールには、
・抗酸化作用によるがん治療、心臓病の予防
・抗炎症作用によるアルツハイマー症の予防と治療
・カルシウム吸着効果による骨粗しょう症の予防
といった効果が期待されています。
美容の面でも健康の面でも様々な効果のあるオリーブオイルですが、どうしてオリーブオイルが体に良いのかご存知でしょうか?
ここからは、オリーブオイルをより効果的かつ有効的に使っていただくために、その特徴や有効成分をご案内していきますね。
美容や健康に効果・効能のあるオリーブオイルってどんなオイル?
オリーブオイルは、オリーブの栽培がさかんな地中海地方ではローマ時代から使われてきた伝統のある油です。
「人間が初めて作った油である」とも言われています。
オリーブの果実や種を絞って得られるオリーブオイルは、生のまま使える油なので栄養がとても豊富です。
その特徴を3つに分けて解説します。
【オリーブオイルの特徴①】美容と健康に効果・効能のある成分が豊富
「オリーブオイルが美容や健康に良い」と言われているのには、しっかりとした根拠があります。
オリーブの実には、体の機能を高める栄養素が豊富に含まれているためです。
近年は医学的にオリーブオイルの健康効果が証明され、アメリカの食品医薬局(FDA)では生活習慣病の予防の効果があるとして「1日にスプーン2杯程度の摂取」が推奨されています。
特に注目されているのが、以下の4つの成分です。
【オリーブオイルの効果・効能の高い成分①】抗酸化作用を持つオレイン酸
オレイン酸は抗酸化作用の高い成分です。
摂取しても体内で酸化しにくいため、酸化によって発生する発がん性物質である「過酸化脂質」の発生が少ないのが特徴です。
また、オレイン酸は皮脂を構成する成分に非常に近いため、肌の保湿効果も期待できます。
油の中でもこのオレイン酸を含むものは非常に良質な油と言われています。
オリーブオイルは、全成分のうちの約70%がこのオレイン酸です。
【オリーブオイルの効果・効能の高い成分②】抗酸化作用を持つポリフェノール
オレイン酸と同じく、ポリフェノールもまた抗酸化作用を持っています。
オリーブオイルの中でも特にフレッシュな「エキストラバージンオリーブオイル」に含まれる貴重な成分です。
ポリフェノールにはさまざまな種類がありますが、オリーブオイルに含まれているのは、主に「ヒドロキシチロソール」、「オレオカンタール」というポリフェノールです。
「ヒドロキシチロソール」には美白効果があり、オリーブオイル由来の成分がスキンケア化粧品に配合されることがあります。
「オレオカンタール」には抗炎症作用があり、やけどや傷の治療にも古くからオリーブオイルが使われてきたと言われています。
この抗炎症作用は脳にも有効ということが分かってきていて、アルツハイマー病の予防や治療に効果が期待されています。
【オリーブオイルの効果・効能の高い成分③】豊富なビタミン群
ビタミンは体を維持するために必要な五大栄養素のうちのひとつです。
オリーブオイルには特に「ビタミンE」が豊富に含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があるとともに、血行を良くする効果と新陳代謝を活発にする効果があるため、エンジングケアに非常に有効な成分です。
また、「重い生理痛の改善にも効果がある」と言われているので、特に女性が積極的に摂取していきたい栄養素です。
【オリーブオイルの効果・効能の高い成分④】デトックス効果のあるクロロフィル
クロロフィルは植物の葉に含まれている「葉緑素」のことです。
中学・高校の生物の授業で聞いたことがあるかもしれません。
オリーブオイルが緑がかって見えるのは、このクロロフィルが含まれているためです。
クロロフィルには体の中の有害物質を外に排出する「デトックス効果」があります。
食事で摂取すると、腸内の悪玉菌や血液中のコレステロールを吸着して体の外に排出するため、健康効果が非常に高い成分です。
【オリーブオイルの特徴②】フレッシュで質の良い油
オリーブオイルが他の油と大きく違うのは、加熱精製を必要としない点です。
植物から採取される油は、植物の実や種から油を抽出するために溶剤を使ったり、抽出したあとに加熱する工程を経て、私たちになじみのある油として精製されます。
オリーブオイルは、オリーブを絞った果汁をしばらく放っておくと油分だけが果汁の表面に浮かび上がり、それを分離するだけで採取できます。
つまり、オリーブオイルは製造過程で加熱の必要がないので、新鮮かつ体に良い栄養素が豊富な状態で口にできるのです。
現在では作業の効率化のため、オリーブの実をすりつぶして絞ったものを遠心分離機を使って採取する方法が主流になっていますが、それでもフレッシュで質の良い油であることに変わりはありません。
【オリーブオイルの特徴③】使い分けが必要なほど種類が豊富
オリーブオイルと一口に言っても、実はさまざまな種類があります。
その種類は主にオリーブオイルの「酸度」で分けられ、酸度の低いものほど上質なものとされています。
その基準は本場イタリアでは法律に定められているほどです。
大きく分けると、精製されていない生の「バージンオイル」、バージンオイルの中でも品質の低いものを精製した「精製オイル」、バージンオイルを精製オイルとブレンドした「オリーブオイル」の3種に分けられ、さらに以下のように細かく分類されています。
品質 | 酸度 | 特徴 | |
---|---|---|---|
バージンオイル | エキストラバージンオリーブオイル | 0.8%以下 | 風味がよく香り高い、最高級のオリーブオイル。フルーティーで果汁のような味わいがある。食用で、生食に向く。 |
ファインバージンオリーブオイル | 2%以下 | 風味がよく、エクストラバージンオリーブオイルと同じく品質が高いが、酸度では劣る。食用だが、日本では基準により流通できない。 | |
オーディナリバージンオリーブオイル | 3.3%以下 | バージンオイルの中では酸度が高く、苦みや酸味がある。食用にもできるが、日本では基準により流通できない。 | |
ランパンテバージンオリーブオイル | 3.3%以上 | バージンオイルの中では最も品質の低いもの。そのままでは食用には向かず、精製して食用にするか、工業用として使われる。 | |
精製オイル | リファインドオリーブオイル | 0.3%以下 | ランパンテバージンオリーブオイルを化学的に精製して、酸度や風味を食用に整えたもの。バージンオイルとブレンドして食用にする。 |
リファインドオリーブポマースオイル | 0.3%以下 | バージンオイルを搾った「搾りカス」から、溶剤を使って化学的に抽出したもの。バージンオイルとブレンドして食用にする。 | |
オリーブオイル | オリーブオイル(ピュアオリーブオイル) | 1%以下 | リファインドオリーブオイルとバージンオイルをブレンドしたもの。日本で販売される「オリーブオイル」のほとんど。加熱調理に向いている。 |
オリーブポマースオイル | 1%以下 | リファインドオリーブポマースオイルとバージンオイルをブレンドしたもの。加熱調理に向いている。 |
このように、オリーブオイルは種類と用途で厳密に分類されているのです。
効果・効能を最大限に得るためのオリーブオイルを選ぶ3つのポイント
万能の食べ物と思われるオリーブオイルですが、注意しなければならない点もあります。
せっかくの素晴らしい効果を無駄にしないためにも、オリーブオイルの選び方をご案内いたしますね。
生食する「エキストラバージンオリーブオイル」を選ぶ際には特に注意が必要なので、確認しましょう。
日本のJAS規格とIOCが定める基準は異なります。
そのため、日本で販売されている「エキストラバージンオリーブオイル」でも、「国際オリーブオイル協会(IOC)」の基準を満たしていない場合があります。
IOCの基準では「酸度が0.8%以下」のものだけがエキストラバージンオリーブオイルを名乗ることができますが、JAS規格では「酸度が2.0%以下」までのものならば、エキストラバージンオリーブオイルとしての販売が可能です。
より酸度が低くフレッシュな、本当のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶためには、以下の3つに気をつけましょう。
【ポイント①】パッケージ:密閉度が高く、紫外線を遮る遮光性の容器に入っている
【ポイント②】価格:500ml容器なら最低でも1500円以上(1mlあたり3円以上)
【ポイント③】ラベル:原産国・オリーブの品種・収穫時期のほか、「酸度0.8%以下」であることを確認する
良い効果や効能だけじゃない!オリーブオイルの3つのマイナスの効果・効能
オリーブオイルには「胃腸への負担」、「実は高カロリー」、「開封後の劣化が早い」という3つのデメリットがあります。
【オリーブオイルのマイナスの効果・効能①】胃腸の負担になる
お腹がゆるくなることがあります。
オリーブオイルの成分であるオレイン酸、ポリフェノール、クロロフィルは、どれもデトックス効果の強い成分のため、お腹が弱い人には向きません。
オリーブオイルを摂取すると「お腹が痛くなる」、「便通がゆるくなる」といった症状が出る場合は、残念ながらオリーブオイルが体に合わない体質だということです。
摂取し続けると胃腸の負担になるので、このような場合は摂取を控えましょう。
【オリーブオイルのマイナスの効果・効能②】実は高カロリーなので摂りすぎ注意!
ヘルシーといっても油ですから、その成分のほとんどは脂質です。
1日に推奨される摂取量「大さじ1~2杯」は、カロリーに換算すると「約111kcal~222kcal」にもなります。
当然、過剰に摂取すれば太る原因になるので、摂取量は適量を守るようにしましょう。
【オリーブオイルのマイナスの効果・効能③】劣化しやすいので適切な保管が必要
オリーブオイルは、保管方法を間違ってしまう劣化しやすいです。
オリーブオイルは抗酸化作用が強い成分の働きで、本来は酸化しにくい油なのですが、適切な保管をしないと酸化してしまいます。
酸化の主な原因は
・高温
・紫外線
の3つです。
ただ、この3つに気を付ければいいのですから、保管のポイントも3つだけです。
【オリーブオイルの保管のポイント①】密閉度の高い容器で保管
開封後は必ず密閉度の高い容器で保管をしましょう。
ですが、容器の移し替えは空気に触れてしまうので、あまりおすすめできません。
プラスチックキャップの容器で販売されているものは密閉度が低いですから、最初から蓋がしっかり閉まる容器のものを選びましょう。
【オリーブオイルの保管のポイント②】温度の安定した場所で保管
高温になる場所を避けて保管しましょう。
炒め物に使うためにコンロの近くに置いている人も多いかもしれませんが、「調理の際に高温になって、また冷める」のを繰り返すと劣化が早まります。
温度の安定した場所(夏場でも30度を超えない場所)を保管場所にしましょう。
【オリーブオイルの保管のポイント③】紫外線にさらさない
紫外線にも気をつけましょう。
オリーブオイルの緑色の成分であるクロロフィルは光合成を行う「葉緑素」ですから、紫外線が当たると酸化が早まってしまいます。
高級なエクストラバージンオリーブオイルは遮光性の高い容器に入って販売されていることが多いですが、そうでない場合は容器にアルミホイルを巻いて紫外線を遮りましょう。
このようにして保管をすることで、最後まで品質を落とさずに、オリーブオイルの効果を最大限に得らるようにしましょう。
効果・効能は摂り方で変わる!オリーブオイルの効果的な摂取方法
オリーブオイルを効果的に摂取する方法をお伝えします。
オリーブオイルは味に独特のクセがあるため、苦手な人もいますが、そんな人でもあまり苦にならずに摂取できるおすすめの方法もご紹介していますので、チェックしてみて下さいね。
【オリーブオイルの効果的な摂り方①】適量をそのまま飲む
オリーブオイルをそのまま飲む場合、推奨される摂取量は「1日に大さじ2杯程度」と言われています。
ほんの少量のように思いますが、日本人にはなじみの薄い独特の香りのせいか、そのまま飲むのはなかなか大変です。
本当に新鮮なオリーブオイルは「サラサラしていて、フルーティーで飲みやすい」と言われているのですが、そういった最高級の「エキストラバージンオリーブオイル」は高価でなかなか手に入りません。
【オリーブオイルの効果的な摂り方②】果汁100%・野菜ジュースに混ぜて飲む
独特の香りや油っぽさが気になる人は、何かに混ぜて飲むことをおすすめします。
オリーブオイル自体がオリーブの実を絞った果汁ですから、100%のフルーツジュースや野菜ジュースに混ぜると飲みやすくなります。
また、牛乳に混ぜて飲むと独特の香りが薄まります。
牛乳に混ぜる場合は、オリーブオイルと牛乳の効果があいまって、お腹がゆるくなることが多いので気をつけましょう。
【オリーブオイルの効果的な摂り方③】食用油として摂取する
混ぜても香りが気になるという方は、食事にオリーブオイルを取り入れてみましょう。
炒め物の油として使うのはもちろんですが、
・味噌汁やスープに少量垂らす
・サラダのドレッシングとして
・便秘対策に「納豆+オリーブオイル」
・「ヨーグルト+オリーブオイル」は小腹が空いた時の夜食に
というように、毎日の食事にほんの少しプラスすることで1日の摂取量を簡単にクリアできます。
食事に取り入れる場合は、香りよりもカロリーオーバーに気をつけることが大切です。
そのほかにも、大手レシピサイトにはオリーブオイルを使ったレシピが多数投稿されていますので、ぜひ自分の味覚に合うものを探してみてください。
まとめ
オリーブオイルの健康や美容に関する効果・効能についてご案内しました。また、「選び方」や「摂り方」、それからデメリットについても併せてご案内しました。
なんとなく「ヘルシーで体に良さそう」というイメージで摂るのではなく、今回ご案内したような効果・効能を意識して、「このために摂る」と意識して使うと、オリーブオイルの効果・効能がより一層高まります。
ぜひ、あなたの健康と美容のために、オリーブオイルを活用してみていただければと思います。