急に化粧水がヒリヒリっとしみる!その原因と4つの対処方法を徹底解説!
「新しい化粧水に変えたら顔がヒリヒリする」、「生理前になると化粧水で肌がヒリヒリとしみる」とお悩みではありませんか。
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
このような場合、基本的な対処方法は、その化粧品を使うのをやめるというものです。
化粧水を使って肌がヒリヒリする、しみるということは、今のあなたの肌にその化粧水が合っていないというサイン。
そのまま使うと、症状がひどくなってしまう可能性が高いです。
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
ヒリヒリに加えてほてりや赤みがある場合は、水で顔を洗い流してください。
その上で、冷たいタオルで5~10分程鎮静して、肌が落ち着くのを待ってみてください。
この時、肌を擦ったりしないでくださいね。
むてん子ちゃん
でも、化粧水を使わないと乾燥してしまうのでは?
(絶対そーでしょ!)
確かに化粧水を使わないのは肌にとっていい状態ではありません。
でも、肌がヒリヒリしたまま同じ化粧水を使い続けると、症状は悪化していってしまいます。
そんな時は、これを機会に、次のような化粧品を使うようにしてみてください。
- 【条件①】肌に負担がかかる可能性がある成分が無配合(無添加)
- 【条件②】配合成分にキャリーオーバーが無い
- 【条件③】100%天然の成分だけで設計されている
- 【条件④】アレルゲン無配合(※個人的なアレルゲンが明確な場合)
むてん子ちゃん
こ、こんなの、自分で見つけられるかな!?
(絶対ムリ!)
防腐剤すらも植物成分の100%天然成分の化粧品は探せばありますよ。
むてん子ちゃん
ちょっと待って!
化粧水だけで、意味あるの?
お考えの通り、今使っているスキンケアのどれかがヒリヒリの原因かもしれませんので、本来はスキンケアのラインを変えた方がいいです。
無添加工房OKADA
代表 岡田伸司
ほとんどの場合はこの方法で対処できると思いますが、それでもダメな場合は皮膚科を受診してみてください。
- ① いつまでたってもヒリヒリが治まらずに赤いまま
- ② 湿疹やかぶれ、かゆみが出てくる
- ③ 数日以上、痛みが続いている
こういった症状があるのにも関わらず、そのまま放置してしまうと、どうなるか?
肌に跡として残ってしまったり、同じ症状を繰り返しやすい肌になってしまったりします。
ですので、面倒でも皮膚科を受診するようにしてください。
また、ヒリヒリした時は肌が刺激に敏感になっている時。
いつもよりも紫外線予防に力を入れ、薄めのメイクを心がけてくださいね。
紫外線対策についてはこちらの「日焼け止めしたい人におすすめ!帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズで「もう焼かない」を実現」をチェックしてみてください。
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
化粧水で肌がヒリヒリする!しみる!その3つの原因
化粧水で肌がヒリヒリしたり、しみたりする原因は、次の3つです。
ここからは、これらについて、詳しくご案内しますね。
【化粧水でヒリヒリする原因①】敏感肌による肌のバリア機能の低下
化粧水でヒリヒリする原因の1つ目は、敏感肌による肌のバリア機能の低下です。
肌のバリア機能は皮膚の一番外側にある角質層によるもの。
この角質層は、外部刺激から肌を守る役割と肌内部の水分蒸発を防ぐ役割を持っています。
敏感肌になると、この角質層の保水力が低下し、結果として、バリア機能が低下してしまいます。
※敏感肌の原因については「改善の前に知っておきたい敏感肌の3大原因!」をご覧ください。
そうなると、肌は守られなくなり、少しの外部刺激にも敏感に反応してしまい、化粧水をつけただけでヒリヒリするようになってしまうのです。
バリア機能を低下させる要因は先天的なもの以外に次のことが考えられます。
それでは、どのようにすればバリア機能は回復するのでしょうか?
正しいスキンケアと規則正しい生活習慣を身に付けることで、克服することができます。
詳しくは後ほどご案内していますが、「今すぐ対策をしたい!」という方は、こちらの「【化粧水でヒリヒリするときの対処法②】スキンケア方法を見直す」と「【化粧水でヒリヒリするときの対処法③】生活習慣を整える」でご案内しておりますので、確認してみてくださいね。
【化粧水でヒリヒリする原因②】ホルモンバランスの変化
化粧水でヒリヒリする原因の2つ目は、ホルモンバランスの変化です。
肌を健やかに保つために重要な役割を果たしている女性モルモン。
このバランスは、月経や妊娠、出産によってが大きく変化します。
その中でも、バリア機能が低下する排卵日から生理期間中は、肌にニキビができやすくなったり、肌が過敏になったりしやすいです。
いつも使っている化粧水が、生理前になると突然ヒリヒリしたりするのは、そのせいです。
月経や妊娠、出産、生理前以外にも、ホルモンバランスに影響を与えるものがあります。
それは、次のような生活習慣です。
生理前には、よりシンプルな肌に負担をかけないスキンケアにシフトしたり、クレンジングのしすぎに注意したりしてください。
もし「私、生活習慣ヤバいかも」と思われたら、「【化粧水でヒリヒリするときの対処法③】生活習慣を整える】」を参考にしてみてくださいね。
【化粧水でヒリヒリする原因③】化粧水の成分が合わない
化粧水でヒリヒリする原因の3つ目は、今お使いになっている化粧水の成分が、肌に合わないことです。
「新しい化粧水に変えたら肌がヒリヒリする・・・」という場合は、その化粧水に入っている何らかの成分が、あなたの肌に刺激を与えてしまったと考えられます。
一般的に、化粧水の成分の中で、肌に負担を与えるものは、次のような成分です。
それでは、どのように化粧水選びをしたらいいのでしょうか?
それは、「化粧水でヒリヒリする人の化粧水の選び方3つのポイント」で詳しくご案内していますので、お読みになってみてくださいね。
また、アレルギーのある方は、化粧水に、アレルゲンが配合されていることもあります。
それに、「大人になってからアレルギーになった」という人が多いように、原因不明で、アレルゲンが増えることもあります。
アレルギーの可能性が考えられる方は、お近くの皮膚科で、アレルゲンのチェックをされることをオススメします。
アレルゲンのチェックというと大げさに思われる方もいらっしゃいますが、最近では手軽に受けられるようになっています。
例えば、アレルゲンの39項目のチェックという診断があるのですが、自己負担でした場合、料金は5,000円~6,000円ぐらいです。
そこでアレルゲンが何かが分かったら、今後は、その成分が入っている化粧水・乳液、美容液、美容クリームなどの、スキンケアアイテムは使わないようにしてください。
こうしたことをしないと、いつまで経ってもヒリヒリし続けるだけでなく、悪化させると皮膚の疾患になってしまうことがありますので、面倒でも取り組んでみてくださいね。
「冬に急に乾燥したり、調子が悪くなったりする」という方は、こちらの「冬だから保湿重視のスキンケアしてるのに”いまいち肌の調子が良くない…”原因と対策」をご覧になってみてください。
この他、「季節の変わり目にヒリヒリしみたりする」という方は、こちらの「季節の変わり目に肌荒れしたら、その季節ごとの肌トラブルに適したケアを」で解決できるかもしれません。
ヒリヒリの原因を突き止めて、対策するためにも、是非チェックしてみてください。
【オススメ順にご案内!】化粧水がヒリヒリする・しみる場合の4つの対処方法
ここまでは、化粧水でヒリヒリする原因についてご案内してきました。
ここからは、その4つの対処方法をご紹介します。
それでは、オススメの順に詳しく紹介していきますね。
【化粧水でヒリヒリするときの対処法①】化粧水を変える
化粧水で肌がヒリヒリするときの対処法の1つ目は、化粧水を変えるという方法です。
「そんなのもったいない」と思われるかもしれませんが、今使っている化粧水は肌に合わない可能性が高いです。
それをそのまま使い続けると、やがて敏感肌になり、さらに使い続けると肌の疾患になってしまうことも。
ですので、敏感肌用の化粧水、あるいは無添加の化粧水にチェンジしてください。
いずれにしても、保湿力のある化粧水が良いです。
保湿はスキンケアの基本です。
刺激の少ない化粧水で、角質層に十分に潤いを与えると、次第にバリア機能が回復に向かいます。
具体的な化粧水選びのポイントは、「化粧水でヒリヒリする人の化粧水の選び方3つのポイント」を参考にしてください。
「この機会に本当に肌に優しい基礎化粧品を試してみたい」という方は、「本当に肌に優しい・肌にいい化粧品は敏感肌向け・無添加・オーガニックのどれ?」が役立ちますので、ご覧になってみてください。
「私、オーガニックのいいやつ使ってるんだけど…」という方は、ぜひ、「オーガニックコスメとは?」で、オーガニック化粧品の真実をご覧ください。
今のヒリヒリする状況の改善に、とても役立つ内容です。
【化粧水でヒリヒリするときの対処法②】スキンケア方法を見直す
化粧水で肌がヒリヒリするときの対処法の2つ目は、スキンケア方法の見直しです。
例えばクレンジング。
あなたはどのようにクレンジングを行っていますか?
簡単でよく落ちるという理由だけで、合成界面活性剤がたっぷり入ったものを選んでいませんか?
肌を強く擦(こす)っていませんか?温度が高めの湯を使っていませんか?
クレンジングは、ただでさえ、肌に負担をかける行為。
ですから、さらにこのような肌に負担を与えるような行為はNGです。
また、クレンジングに含まれる合成界面活性剤は、汚れを落とすために必要ですが、肌に必要な皮脂まで取り去ってしまいツパッタ乾燥肌になることも。
ですので、クレンジング選びも大事です。
理想は、界面活性剤を一切使用していない美容成分100%のクレンジングオイルでメイクを浮き上がらせ、その後に洗顔で洗い流すことが肌には一番やさしいです。
…このようにクレンジングひとつとっても、ポイントがいくつもあります。
より詳しくはこちらの「【肌が弱い人におすすめしたい体質改善①】正しいスキンケアで肌を守ろう!」に載っていますので、チェックしてみてくださいね。
【化粧水でヒリヒリするときの対処法③】生活習慣を整える
化粧水で肌がヒリヒリするときの対処法の3つ目は、生活習慣を整えるというものです。
その理由は、肌のバリア機能を回復させる効果とホルモンバランスが整うという作用があるからです。
どのような生活習慣を心がければよいのか?というと、次のようにポイントは3つあります。
これらは、なんとなく「健康に良いんだろうな」と思われているのではないでしょうか?
健康に良いことは肌にも良いのです。
とはいえ、身体に染みついた生活習慣を変えるのはなかなか難しいため、つい取り組まないでいたりしますよね。
ですが、それでは肌はヒリヒリしたままです。
取り組みやすいことから、今すぐに取り組むことは大事です。
例えば、今までコンビニでサンドイッチとスープの昼食だったら、たんぱく質が豊富なサラダチキンをプラスする、ビタミンが摂取できるサラダをプラスする。
外食の時には、丼よりも食材が多く取れる定食を選ぶ。
こういったことは、スグにでも取り組めると思います。
ストレスはためないのは難しいですが、発散することは工夫次第でできます。
肌のために、できるところから生活習慣を見直してみてくださいね。
【化粧水でヒリヒリするときの対処法④】こんな時は迷わず皮膚科へ
化粧水で肌がヒリヒリするときの対処法の4つ目は、皮膚科を受診するに、化粧水選びのポイントを紹介します。というものです。
化粧水でヒリヒリしてしまった際に、皮膚科を受診する判断基準は次の通りです。
肌がヒリヒリするだけでなく、このような症状がある場合は、迷わずに、皮膚科を受診してください。
見えないところで、肌のバリア機能の崩壊が進行している状態です。
放っておけば、敏感肌を通り越して、本格的な肌の病気になってしまうことがあります。
このような症状の場合、皮膚科では、一般的にステロイド系の塗り薬が処方されます。
ステロイドは薬ですので若干の副作用がありますが、その効果は非常に高く、肌をキレイに戻してくれます。
費用は初診料と薬代で、数千円で収まります。期間は、週1回の通院で~3ヶ月ぐらいは見ておいてください。
※症状や病院によって異なります。
こうした治療で一時的に症状を落ち着かせた上で、数週間、数か月単位で、①~③の対処法に取り組んでみてください。
「できれば、自宅のスキンケアで何とかしたい。」という方は、「かゆい?粉を吹く?赤い?ヒリヒリする?顔が乾燥したら症状・原因別に最適な対策を♪」の内容もチェックしてみてください。
肌トラブルの原因の元凶は乾燥です。
徹底した乾燥対策をして、以前のような健康的で透明感のある肌になりましょう。
化粧水でヒリヒリする人・しみる人の化粧水の選び方3つのポイント
ここから化粧水でヒリヒリしてしまう人ために、化粧水選びのポイントをご案内します。
それぞれのポイントの詳しい内容をご案内しますね。
【化粧水選びのポイント①】パッチテストする
化粧水選びのポイントの1つ目は、パッチテストをすることです。
パッチテストとは、顔以外の箇所に化粧品を付けて、自分の肌に合うかどうかを判断するためのテストです。
パッチテストは、サンプルや売り場のテスター、トライアルセットを購入して行ってください。
テスト方法には、本格的な方法と簡易な方法の2種類あります。
※その間水に濡れたり汗で流れたりしないようにする
本格的なパッチテストでは、まる2日間お風呂に入るときに患部に水が入らないように注意しなければならないのです。
これはちょっと大変ですよね。
では、簡易な方法はどうでしょうか?
この簡易な方法で問題なければ、顔に使用しても大丈夫です。
ただし、もし、赤みやかゆみが出た場合は、「肌に合っていない」と判断してパッチテストを中止してください。
そして、もったいないですが、そのスキンケアアイテムを、使ってしまわないように、どこかに保管しておいてください。
【化粧水選びのポイント②】刺激を与える成分を避ける
化粧水選びのポイントの2つ目は、刺激を与える成分を避けるというものです。
「【化粧水でヒリヒリする原因③】化粧水の成分が合わない」で、肌に負担になる成分をご案内しました。
ここで改めておさらいしておきます。
比較的刺激の弱いとされるフェノキシエタノールも立派な合成の保存料。
巷によくある”なんちゃって無添加化粧品”によく配合されていますが、避けるべき成分です。
肌のことを考えて、徹底的に刺激のある合成の成分が無添加のものを選ぶようにしてくださいね。
【化粧水選びのポイント③】自然由来の成分を使用している
化粧水選びのポイントの3つ目は、自然由来の成分を使用しているというものです。
植物原料から抽出、精製したオイルやエキス、天然由来の原料を使用している化粧品は、そうでないものよりも安心・安全度が高いです。
化学合成した物質を全く使っていない化粧水に出会うのはなかなか難しいですが、根気よく探せば見つかります。
化粧水選びの際にはパッケージを確認して、表示成分に植物由来の名称が多く、化学物質であるアルファベットや数字が少ないものを選ぶよう意識してみてください。
まとめ
化粧水で肌がヒリヒリしたり、しみたりするときの対処法、その3つの原因、化粧水選びのポイントをご案内してきました。
「化粧水を使ったら急に肌がヒリヒリした・・・」、「突然化粧水がしみたっ!」ということがあったら、まずはその化粧水を使うのをSTOPすること。
新しい化粧水だからもったいない・・と使い続けるのはNGです。
そのような症状が出る場合、可能性が高いのは肌が潤いを無くしてしまい、敏感肌になりつつあるということです。
対処方法として、①化粧水を変える、②スキンケア方法を見直す、③生活習慣を整える、④皮膚科を受診する、の4つをご案内しました。
慌てずに、適切な対処方法を試してみてくださいね。