40代からの肌トラブルの症状とその原因
「40代になって、シミが目立つようになった・・・」、「鼻の毛穴の黒ずみとか毛穴の開きが隠し切れなくなった・・・」とお悩みではありませんか?
このページでは、40代の女性が悩まされる代表的な肌トラブルの①シミ、②毛穴、③シワ・たるみ・ほうれい線、④くすみについての、具体的な症状と原因についてご案内しています。
40代からの肌トラブルには適切な対処が必要ですが、そのためには、事前に症状と原因をキチンと把握しておく必要があります。
肌トラブルからの脱出のために、ぜひ、ご一読ください!
なお、40代の肌をきれいにするための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
症状 | 原因 |
---|---|
シミ(老人性色素斑) | ・加齢 ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
シミ(肝斑) | ・女性ホルモンのバランスの崩れ ⇒ 詳しく見る |
毛穴の黒ずみ(メラニン毛穴) | ・肌のターンオーバーの乱れ ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
毛穴の開き(帯状毛穴) | ・乾燥 ・コラーゲンの減少 ⇒ 詳しく見る |
シワ(表情ジワ) | ・表情のクセ ・ストレス ⇒ 詳しく見る |
シワ(乾燥ジワ) | ・肌の乾燥 ・紫外線の影響 ⇒ 詳しく見る |
たるみとほうれい線 | ・コラーゲンの減少 ・エラスチンの減少 表情筋の衰え ⇒ 詳しく見る |
くすみ | ・血行不良 ・肌の乾燥 ・肌の糖化 ・肌のカルボニル化 ⇒ 詳しく見る |
監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
【40代からの肌トラブル①】メイクで隠しきれない濃いシミ
鏡を見て1番目につく肌トラブルの症状がシミです。
特に40代から目立ってくるシミには老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)と肝斑(かんぱん)の2種類あります。
それぞれ詳しくご案内しますね。
【シミの種類①】老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)とは?
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)は、日光性黒子(にっこうせいこくし)とも呼ばれ、加齢とともに増える代表的なシミです。
薄茶色の小さな円形または楕円形のシミが現れた後、次第に色が濃くなり、形が大きくなります。
大きなシミになると、サイズは数センチになりますので、かなり目立ってしまいます。
このタイプのシミの原因は、加齢と紫外線です。
表皮細胞の90%を占めるケラチノサイトは、肌のターンオーバーには欠かせない重要な細胞です。
このケラチノサイトが加齢に伴い機能低下することで、肌のターンオーバーのサイクルが遅くなり表皮内にメラニン色素が蓄積され、シミとなって肌表面に表れます。
また、紫外線を多く浴びると日焼けや乾燥などの刺激により黒色メラニンが必要以上に多く生成されます。
そのメラニン色素が肌表面に押しだされ沈着することで、シミができあがります。
老人性色素斑を解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
【シミの種類②】肝斑(かんぱん)
肝斑(かんぱん)は30代から40代の女性に多く見られるシミです。
淡褐色のシミが頬骨に沿って左右対称に表れます。
このタイプのシミの原因は、女性ホルモンのバランスの変化です。
妊娠や出産などでホルモンバランスに変化が起きると、メラニン細胞が活性化され必要以上に黒色メラニンが多く作られてしまい、シミになります。
さらに、紫外線によってシミの色が濃くなります。
また、更年期前後や経口避妊薬の服用、ストレスや過労などでもホルモンバランスが崩れるので、症状を悪化させるきっかけになります。
肝斑(かんぱん)を解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
「シミとかホントイヤ!」という方は、「顔のシミを自分で取る4つの方法!」で、徹底的にシミに向きあって、シミに悩まされない毎日を取り戻してくださいね。
「色白になりたい…」という方は、ぜひ、「色白になるための4つの美白方法」で、色白で透明感とツヤのある肌に♪
どちらもよくご覧板ぢているコラムですので、ぜひ、お役立てくださいね♪
【40代からの肌トラブル②】点と線のように目立つ!毛穴トラブル
30代から特に気になる毛穴の開きですが、40代になるとさらにその開き方が深刻になってきます。
シミと同様、40代から目立つ毛穴トラブルには毛穴の黒ずみと毛穴の開きの2種類あります。
【毛穴トラブル①】毛穴の黒ずみ(メラニン毛穴)
毛穴の黒ずみ(メラニン毛穴)とは、皮脂分泌が盛んな20代にできたイチゴ毛穴が、シミのように黒ずんでしまった状態のことです。
イチゴ毛穴は、角栓が詰まった状態なのですが、その状態を40代になるまで放置してしまうと、毛穴に溜まった皮脂が酸化し刺激からメラニン色素が生成され、毛穴の入り口に蓄積してしまい、このようになっていまいます。
この原因は、長年の放置と紫外線、肌のターンオーバーの乱れです。
毛穴に溜まった皮脂が紫外線によって酸化すると、過酸化脂質という物質に変化します。
この過酸化脂質がメラニン色素の生成を促し、間違ったスキンケアやストレスなどで肌のターンオーバーが乱れると、色素沈着を招き毛穴が黒ずんで見えるメラニン毛穴になります。
毛穴の黒ずみ(メラニン毛穴)を解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
【毛穴トラブル②】毛穴の開き(帯状毛穴)
頬(ほほ)の毛穴の開きは、若くても、スキンケアを怠るとできてしまいます。
ですが、30代後半からは、頬の毛穴がしずくのような形に広がってくる「たるみ毛穴」になり、40代になるとたるみがさらに進行した「帯状毛穴」になります。
帯状毛穴になると、毛穴と毛穴が一本の線でつながって小ジワのように見えてしまいます。
この原因は、間違ったスキンケアによる肌の乾燥と加齢によるコラーゲンの減少です。
乾燥肌になると皮膚が縮み毛穴が引っ張られ、毛穴が拡がります。
そしてコラーゲンが減少すると肌のハリが失われるため、弾力を保てなくなった肌がたるみ、毛穴まで一緒にたるませます。
その結果、下に拡がった毛穴同士がくっつき帯状毛穴になってしまうのです。
毛穴の開き(帯状毛穴)を解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
「毛穴の黒ずみが酷いのよね…」という方は、「毛穴ケアで黒ずみ解消!」で、毛穴で悩まなくてすむ、ウルツヤ肌を手に入れてください。
鏡を見てためらう毎日から抜け出せますよ。
【40代からの肌トラブル③】一目で劣化を印象づけるシワ・たるみ・ほうれい線
40代の肌の悩みで常に上位の顔のシワ・たるみ・ほうれい線。
「アイロンで伸ばしたくなる」という人もいるぐらい、代表的な肌トラブルです。
それぞれの肌トラブルの症状をご案内します。
シワ(表情ジワと乾燥ジワ)
シワには表情のクセによってできる「表情ジワ」と、ちりめんジワと呼ばれる表皮性ジワと小ジワと呼ばれる真皮性ジワからなる「乾燥ジワ」の2種類があります。
どちらも、年齢を重ねるにつれておでこや目元にできるのが特徴です。
「表情ジワ」の原因は表情のクセとストレス、「乾燥ジワ」の原因は乾燥と紫外線です。
ストレスから眉間にシワを寄せたり、無意識のうちに同じ表情をしている場合に表情ジワは刻まれていきます。
また「乾燥ジワ」は、肌の水分量の減少と新陳代謝の低下、紫外線による真皮層にあるコラーゲンへのダメージによって深いシワが刻まれます。
表情ジワと乾燥ジワを解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
たるみとほうれい線
30代から徐々にたるみの症状は始まっていますが、たるみを見逃していた方も多いと思います。
そのまま気づかず40代を迎えると、次のような6つの症状が顔に出てきます。
たるみの原因は、コラーゲン・エラスチンの減少と表情筋の衰えです。
肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは肌の弾力を維持する大切な成分です。
これらの成分が紫外線や乾燥、加齢によって減少すると表皮層を支えられなくなりたるみが現れます。
そして皮膚を支えている表情筋の衰えもたるみを進行させる直接的な原因の1つです。
表情筋は30種類以上ありますが、特に口まわりの口輪筋と目の周りの眼輪筋が衰えると、ほうれい線や目元のたるみが目立つようになります。
たるみを解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
【40代からの肌トラブル④】顔色が悪く老けて見えるくすみ
鏡を見ると、肌に透明感がないどころか不健康そうに見えることはありませんか?
それは「くすみ」によって顔色が悪く見えるからです。
40代のくすみには、次の3つの症状が現れます。
くすみの原因には、①血行不良、②肌の乾燥、③肌の糖化、④紫外線によるカルボニル化の4種類があります。
それぞれの原因を細かくご案内します。
【くすみの原因①】血行不良
血行不良は、顔色が悪く目の下にクマができるタイプのくすみの原因です。
女性に多い冷え性や睡眠不足、便秘は体の血行を悪くします。
また喫煙習慣のある方も血行不良になりやすいです。
血行不良になると、顔の血流が低下し皮膚の薄い目の周りは青黒くくすむためクマができます。
そして肌のターンオーバーも乱れやすくなるため、古い角質が肌表面に蓄積され茶黒くくすんで見えるようになります。
【くすみの原因②】肌の乾燥
肌の乾燥は、肌のキメが乱れ、光の乱反射によって顔に影ができ黒ずんで見えるタイプのくすみ原因です。
肌の水分量が低下するとバリア機能も低下し、肌トラブルを招きやすい状態になります。
保水力が失われ乾燥肌になった肌はキメも失われるので、肌表面に凹凸ができます。
その結果、顔に影ができやすくなりくすんで見えるのです。
【くすみの原因③】肌の糖化
肌の糖化は黄ぐすみの原因です。
甘いものや炭水化物の過剰摂取、ストレス、運動不足、加齢などで新陳代謝が低下すると、体の中に糖が余ります。
その糖とタンパク質が結合して糖化することで、肌が黄色くくすんできます。
【くすみの原因④】紫外線によるカルボニル化
紫外線によるカルボニル化は、黄ぐすみの原因です。
肌が紫外線によってダメージを受けると、活性酸素が発生します。
活性酸素が脂質を酸化しアルデヒドという分解物質が発生すると、アルデヒドとたんぱく質が結合しカルボニル化が起こります。
カルボニル化は真皮のタンパク質を黄色くさせるので、肌を黄色くくすませます。
くすみを解決するための具体的な対策は、こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ!」にありますので、チェックしてみてください!
さらに、こちらの「美肌になる方法」をご覧ください。
納得無添加の基礎化粧品を生み出す無添加工房OKADAは、本気で美肌になりたい貴方を応援しています。
「いろいろと取り組んだのに美肌に慣れなかった」という方にこそ、ご覧いただきたいです。
まとめ
思わず目を背けたくなる肌トラブルについて、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
しっかりと現在地を確認していただけましたので、あとは、あなたの肌トラブルを解決するために、情報を仕入れて、それを実践するだけです。
こちらの「実は簡単?40代の肌をきれいにする方法は基本ケアを見直すだけ! 」には、①シミ、②毛穴、③シワ・たるみ・ほうれい線、④くすみへの対策方法が詳しく載っていますので、ご覧になってみてくださいね。
その対策方法の方向性は、人間が本来持っている肌の力を最大限発揮する、というものです。
あなたの肌トラブルが解決されることを祈念しております。